三つ巴のオールイン勝負

ポーカーはタイトにプレイしている限り、お互いにいい手が入らなければそんなにお金の動くゲームではありません。

しかしお互いにそこそこいいカードだとオールインまでいって一気に勝負がついてしまうのが恐ろしいところです。

またまくり目があるうちは、勝っているハンドでも負けてしまう可能性もありますので、ツキによる要素も大きいです。

ですからバンクロールの管理も非常に大切になってきます。

昨日は面白いプレイがありました。

三人にAK、QQ、AKが入ってディープスタックのままプリフロップでオールインまでいってしまたのです。

では勝負の行方を見てみます。

 

プレイ(10¢/20¢)

プリフロップ(30¢)

シート1

シート2

シート3(私)A♣、K♦

シート4(D)

シート5(SB)

シート6(BB)

シート1がフォールド、シート2が80¢へレイズしてアクションは私に回ってきました。

シート2は非常にアグレッシブなプレイヤーで、前回J♥、A♣をフォールドさせられたプレイヤーです。

ようやく取り返すチャンスが巡ってきた感じです。

私はポットに少し大目の$3を入れました。

いくらA♣、K♦とは言えフロップでヒットしないと少し苦しくなるため、ここはフォールドしてほしいところですが、この相手だとこれくらいのベットを入れないとコールでついてこられる可能性が濃厚だからです。

するとシート4は更に$7.57へレイズしてきました。

シート5はそれにコールしたのにも驚きました。

シート6はフォールドし、アグレッシブなシート2もさすがにフォールドしてアクションは再び私に回ってきました。

二人ともかなり強そうなハンドです。

しかしA♣、K♦は基本的にプリフロップオールインハンドです。

ここで残りを全てポットに入れるとフォールドエクイティも期待できるので私は$18.42へオールインしました。

フォールドしてほしいと思いましたが、シート4は考えた末に$20でオールインコールしました。

するとこれまた驚いたことにシート5も$20でオールインコールしてきました。

そしてショーダウンです。

 

ショーダウン($56.45)

シート4はQ♦、Q♠をシート5はA♦、K♣を開きました。

フロップでJ♠、7♣、2♥、ターンでK♠、リバーで10♥が落ちました。

Kのワンペアを作った私とシート5がメインポットを分け合う形になり、サイドポットはシート5が獲得しました。

 

2013.9.2

 

3人のプリフロップオールイン勝負は珍しいですが、AA或いはKKかもしれないのにシート4はよくQQでオールインコールしたと思いますし、シート5に関してはAKではペアに対しても勝率が悪くましてドミネイトされている可能性も高い中よくオールインコールができたと思います。

私なら相当迷ったと思います。

オールインとオールインコールは全然違います。

前者はフォールドエクイティを期待できるに対して後者はそれがありません。

私とシート5はお互いにドミネイトしていましたが、ターンでK♠が落ちたのはシート4にとっては不運でした。

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