行き過ぎてしまったオールイン

一昨日はAのトップヒットKのキッカーがストレートに負けるという初歩的なミスをしてしまいましたが、昨日もひどい負かされ方をしました。

一昨日の負けから戒めたつもりですが、全然甘かったです。

ではその後悔のプレイを見てみます。

 

プレイ($0.1/$0.2)

プリフロップ($0.3)

プレイヤー1

プレイヤー2

プレイヤー3

プレイヤー4(D)Q♠、Q♥

プレイヤー5(SB)

プレイヤー6(BB)

シート1、2、3がフォールドしてアクションは私に回ってきました。

私は$0.4でリンプインしました。

シート5がフォールドしてシート6がブラインドを守りにきました。

$0.2でコールしてきました。

 

フロップ($0.9)9♠、T♠、J♦

なんとも言えないフロップですが、オーバーペアとオープンエンドストレートドローになっていて、多分勝っているだろうと思われます。

相手のチェックに対して私は$0.5をベットしました。

これに対して相手はコールしてきました。

このプレイヤーの情報はなく、今までのプレイから少しだけアグレッシブプレイヤーだと判断しています。

 

ターン($1.9)9♥

少し厄介なカードです。

相手はここで$1.4をベットしてきました。

私はすぐさまコールで応じます。

 

リバー($4.7)4♠

これはさすがにラグっぽいです。

相手はここでチェックしました。

ターンで相手がベットした意味を深く考えずに私はポットに近い$4をベットしてしまいましたが、これはさすがにまずかったです。

このボードではフラッシュもストレートもフルハウスも見えており、いくらオーバーペアを含むツーペアを持っているとは言え少し危険です。

ベットをする前に、ターンの相手のベットの意味を良く考えなければいけないところでした。

相手の参加ハンドレンジは少し広くフロップでポットの半分を少し上回るベットにコールしていますから、何かがヒットしたか、ストレートドロー或いはストレートが完成してのスロープレイ、フラシュドローが考えられるところです。

またヒットと言ってもツーペア或いはセットができていてスロープレイしている可能性もあります。

ただAAのようなオーバーペアではなさそうです。

オーバーペアならさすがに最初からベットすると思うからです。

そしてターンに9♥が落ちたところでポットの7割近いベットしたということは、普通に考えれば相手は9を持っていると判断するべきでした。

それ以外に相手の手が進行することがないからです。

そうすると相手は9のスリーカード以上をスロープレイしているという読みになります。

そうするとここはこのままショーダウンに持ち込むのが最善でした。

普通ならリバーでもベットが入りそうですが、私がベットすると踏んでチェックで回しているのですから相手も中々したたか者です。

相手は時間一杯使って$18.3をオールインしてきました。

これだともう9持ちの可能性は濃厚で、これはさすがにフォールドしなければいけませんでした。

しかしオーバーペアのQ♠、Q♥を含むツーペアではフォールドしきれずに私は$17.44でコールに応じてしまいました。

 

ショーダウン($37.61)

相手は9♣、J♠を見せポットを獲得しました。

2013.9.5

 

とても未熟でお粗末なプレイでした。

これで一昨日と合わせて$35もの損失です。

相手のカードはオフスーツワンギャップコネクタで参加ハンドレンジがやや広いというのは当たっていたので、メモしておくことにしました。

三つ巴のオールイン勝負

ポーカーはタイトにプレイしている限り、お互いにいい手が入らなければそんなにお金の動くゲームではありません。

しかしお互いにそこそこいいカードだとオールインまでいって一気に勝負がついてしまうのが恐ろしいところです。

またまくり目があるうちは、勝っているハンドでも負けてしまう可能性もありますので、ツキによる要素も大きいです。

ですからバンクロールの管理も非常に大切になってきます。

昨日は面白いプレイがありました。

三人にAK、QQ、AKが入ってディープスタックのままプリフロップでオールインまでいってしまたのです。

では勝負の行方を見てみます。

 

プレイ(10¢/20¢)

プリフロップ(30¢)

シート1

シート2

シート3(私)A♣、K♦

シート4(D)

シート5(SB)

シート6(BB)

シート1がフォールド、シート2が80¢へレイズしてアクションは私に回ってきました。

シート2は非常にアグレッシブなプレイヤーで、前回J♥、A♣をフォールドさせられたプレイヤーです。

ようやく取り返すチャンスが巡ってきた感じです。

私はポットに少し大目の$3を入れました。

いくらA♣、K♦とは言えフロップでヒットしないと少し苦しくなるため、ここはフォールドしてほしいところですが、この相手だとこれくらいのベットを入れないとコールでついてこられる可能性が濃厚だからです。

するとシート4は更に$7.57へレイズしてきました。

シート5はそれにコールしたのにも驚きました。

シート6はフォールドし、アグレッシブなシート2もさすがにフォールドしてアクションは再び私に回ってきました。

二人ともかなり強そうなハンドです。

しかしA♣、K♦は基本的にプリフロップオールインハンドです。

ここで残りを全てポットに入れるとフォールドエクイティも期待できるので私は$18.42へオールインしました。

フォールドしてほしいと思いましたが、シート4は考えた末に$20でオールインコールしました。

するとこれまた驚いたことにシート5も$20でオールインコールしてきました。

そしてショーダウンです。

 

ショーダウン($56.45)

シート4はQ♦、Q♠をシート5はA♦、K♣を開きました。

フロップでJ♠、7♣、2♥、ターンでK♠、リバーで10♥が落ちました。

Kのワンペアを作った私とシート5がメインポットを分け合う形になり、サイドポットはシート5が獲得しました。

 

2013.9.2

 

3人のプリフロップオールイン勝負は珍しいですが、AA或いはKKかもしれないのにシート4はよくQQでオールインコールしたと思いますし、シート5に関してはAKではペアに対しても勝率が悪くましてドミネイトされている可能性も高い中よくオールインコールができたと思います。

私なら相当迷ったと思います。

オールインとオールインコールは全然違います。

前者はフォールドエクイティを期待できるに対して後者はそれがありません。

私とシート5はお互いにドミネイトしていましたが、ターンでK♠が落ちたのはシート4にとっては不運でした。