ベラジョンカジノで大負けした、勝てない理由

今日こんなニュースがありました。山口県阿武町が誤って全世帯分の4630万円を一人の男性(24)に振り込んでしまった件で、返還して貰えず、「金をネットカジノで全部使った」と説明を受けたようです。いくらネットカジノと言えど、これぐらいまとまった金を使い切るのは簡単ではありませんが、確かにできなくはありません。

 

 

実際にベラジョンカジノで大負けしてしまった人も多く、ベラジョンカジノは勝てないと言っている人もいます。

例えばこれはクレイジータイムの勝利金ですが、一撃で$88,667(11,540,000円)も当てている人がいました。一見大勝とも取れますが、逆の見方をすれば同じくらいの金額を投資しているとも言えます。クレイジータイムのMaxベットは$100で、クレイジータイムが当たる確率は1/54です。$100のベットで50回回して、一回も当たらなかった場合は$5000(647,300円)負けです。結構な負け額で「大負けした。」とぼやいても無理はありません。

カジノゲームは全てに控除率があり、カジノ側が少し有利なようにできています。例えばルーレットの/ベットで当たる確率は1/2に見えますが、実際は緑(0)があるため当たる確率は18/37で、1/2以下です。しかし配当は1:1ですので、還元率は(18/37)×(2)=36/37=0.973となり97.3%で、2.7%は控除率となります。こんなわけで主なカジノゲームの控除率は以下のようになります。

 

ゲーム 還元率 控除率
ブラックジャック 99.29% 0.71%
バカラ 98.94% 1.06%
ルーレット 97.3% 2.7%
スロット 96~97% 3~4%
クラップス(パスラインベット、カムベット) 98.59% 1.41%

 

還元率は全てのゲームに記載があります。?のアイコン(ルール説明)から見ることができます。やる前にどれぐらいの還元率なのか見ておくといいです。

 

つまり長く遊んでいれば大数の法則が働き、誰も勝てないようにできているのです。トランプの数字の出方が予測不能なのと同じように、ゲームを繰り返すうちに行きつ戻りつしながら勝ちの方向へ揺らいでいくことがあるが、逆に行きつ戻りつしながら最終的には負けの方向へ揺らいでしまう「揺らぎの法則」に誰もあがらえないのです。

ではなぜそんなゲームにどっぷりハマってしまうのかといいますと、そこには刺激性があるからです。人間の三大快楽に飲む、打つ、買うというものがありますが、打つというのがギャンブルに相当します。これをやる刺激性が控除率(ギャンブルにおいてプレイヤーに不利な要素)を上回ってしまうのですね。

ただ一時は勝つこともありますので、ベラジョンカジノはあくまで遊ぶ感覚で、勝てればラッキーくらいに思ってやるのが丁度いいと思います。かく言う私もトータルでは相当負けています。

機械(ゲーミングマシーン)を相手にするオンラインカジノ系はハッキリ言って勝てません。ライブカジノは一見人を相手にしているようですが、実際はディーラーに選択の余地は無く、ただ機械的な作業をこないしているだけ、ゲーミングマシーンに変わるところはありません。しかし逆に言えば人を相手にするギャンブルなら勝てる要素は十分にあります。これはスキル介入要素があり、スキルが控除率を上回ると利益が出るからです。DORA麻雀ポーカースターズがそれに当たります。最初は負けると思いますが、努力次第では勝てるゲームです。

 

ベラジョンカジノ

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