アイウォレット(iWallet)の使い方ガイド
- 2018/11/22
- オンライン決済ツール
アイウォレットとは
登録方法
アップグレード
ユーザー基本情報設定
KYC書類認証
アイウォレットへの入金方法
アイウォレットからの出金方法
複数通貨
手数料一覧
アイウォレットの使えるオンラインカジノ
感想
アイウォレットとは
アイウォレット(iWallet)とはロンドンと香港に拠点を置き、ヨーロッパと東南アジアを中心に世界中にオンライン決済等の資金運営管理システムのサービスを提供している会社です。サイトは日本語にも対応されています。
ライセンス Money Service Operator (MSO) 14-03-01380
このサービスの魅力的なところは、法人と個人間で手数料無料で資金を移管できるところです。口座維持手数料というのもかかりません。これはオンラインカジノへの入出金が無料でできることを意味します。個人間でも送金できますがその場合は手数料が0.5%ほどかかります。
通貨はJPY/USD/EUR/GBP/SGD/HKD/CNY/PHP/IDRの9種類(増加中)に対応しており、即時外貨両替も可能となっています。
流れとしてはiWallet口座へ国際銀行振込か国内銀行振込などで入金して、出金する時は国際銀行振込か収納代行サービス(国内銀行送金)という形になります。
以前はVISA INTERNATIONAL PREPAID CARDというVISAブランドのプリペイドカードを発行しており、そこへチャージすることで世界中でショッピングしたり、ATMで引き出したりすることもできたのですが、現在日本ではできなくなってしまいました。
またiWalletは個人の他にビジネス用でもアカウントを持つことができ、簡便で手数料を大幅に抑えた無限の活用法を秘めています。
日本で注目を集めるようになったのは2016.9にオンラインギャンブル決済を一手に引き受けていたNetellerというサービスが日本を撤退してからです。
iWalletは一部のオンラインカジノやブックメーカーとも提携されており、入出金が迅速かつ容易に無料で行えるとのことで、日本で注目を集めるようになってきました。実際にエコペイズとほとんど機能は一緒だと思います。しかし加盟店が必ずしも重複しているわけではないので、iWalletの日本の市民権は今後確実に増えてくるものと予想されます。
サポートも日本語対応され翌日には返信がありますので安心して使えます。
登録方法
口座は一人につき一口座までとなっています。
登録は新規口座開設、メール認証、情報入力、内容の確認、送信されたメールでのURL確認といった手順になります。
これが登録フォームです。ログインの際にはメールアドレス、パスワードが必要となります。
これがログイン後の画面となります。
これにて入金すれば、アイウォレット加盟店や他人のアイウォレット口座へ送金することができますが、出金制限がありますので続けてアップグレードします。
アップグレード
アップグレードにはユーザー基本情報設定とKYC書類認証になります。
ユーザー基本情報設定
ここで住所や電話番号などの個人情報を入力します。
KYC書類認証
KYC書類認証とはご本人確認書類(パスポート、運転免許、住基カードから一つ)とご住所確認書類(氏名、住所の入った3ヶ月以内の公共料金の明細書等)をアップロードすることです。
ここにも書かれていますようにパスポートと運転免許のセットが審査がスムーズです。審査は数日を要します。
アイウォレットへの入金方法
アイウォレットへの入金方法には国内銀行振込、Visa/Mastercardでの入金、Japan Remit Finance(ローカルバンクトランスファー)での入金、バウチャー(クーポン)があります。
日本国内から利用するのであれば国内銀行振込が一番無難そうですが、手数料が2.3%(10万円を入金するなら2300円)と、まとまった金額を入金するなら結構高くなってしまいます。
Visa/Mastercardは、自分名義の銀行口座へ出金は禁止されておりますと出てきますので、これでは出金できないため意味がありません。
Japan Remit Finance(ローカルバンクトランスファー)はJRF社へアイウォレット口座を紐付けすることにより入金可能ですが、JRF社へ登録して書類を通さねばならなく、また手数料も1件4000円かかりますが、20万円以上のまとまった金額を入金するのであればこれは悪くはありません。
バウチャー(クーポン)は購入した金額を銀行振込で決済するのですが手数料が5%と高いです。
私は手数料の観点から少し面倒ではありますが、国際銀行振込を推奨します。この場合は指定の海外口座へ振込みます。
これが指定の口座でした。※変わっているかもしれないので注意して下さい。
私の場合はSMBC信託銀行を使いましたが、事前に海外送金登録申込書を提出しなければなりませんでした。申込書の備考の覧に「IWL iWalletのあなたの口座番号」を書けばよいかと思います。
手数料には2000円ほどかかり4日ほどかかって反映されました。
200ユーロほど送金したのに、実際に着金したのは196.09ユーロだったのですが、3.81ユーロの分は送金段階で発生した銀行手数料とのことでした。恐らく振込先の銀行の手数料だと思います。
iWallet自体の入金手数料は無料でした。
アイウォレットからの出金方法
アイウォレットからの出金方法には収納代行サービス、国際銀行振込があります。
収納代行サービスというのは言わば国内銀行振込で出金額の0.5%が徴収されます。
国際銀行振込もやはり出金額の0.5%が徴収されます。
複数通貨
アイウォレットでは一つのアカウントでJPY/USD/EUR/GBP/SGD/HKD/CNY/PHP/IDRの9つの通貨を持つことができ、それぞれ両替することができます。以前EUR→USDでやってみましたがXEレートで大体2.6%の為替手数料が取られていました。
手数料一覧
アカウント作成費 | 無料 |
入金手数料 | 海外送金なら2000円ほど、ローカルバンクトランスファーは4000円、国内銀行振込は入金額の2.3% |
出金手数料 | 国内銀行振込、国際銀行振込共に出金額の0.5% |
個人間送金手数料 | 送金額の0.5%が受取側に請求 |
法人個人間送金手数料 | 無料(オンラインカジノへの入出金はこれが該当します) |
通貨両替手数料 | 指定レートとありますが、経験では2.6%取られました |
180日間口座を利用しなかった場合のアカウント維持管理料 | $20/180日 |
※180日間口座を利用しなかった場合のアカウント維持管理料は、メール連絡もなしに突然$20ほど引かれてしまいますので気をつけて下さい。
アイウォレットの使えるオンラインカジノ
感想
エコペイズに比べますと手数料が割りと取引額に比例するため、取引額が大きくなれば差が顕著に出て損です。例えばエコペイズで100万円を国際銀行振込で送金する場合10ユーロの手数料で済みますが、アイウォレットですと5000円も取られてしまいます。また180日間利用しなければ連絡もなく勝手に$20も引かれてしまうのは少し強引だと思いました。実際に経験済みです。アイウォレットが利用できるところは大体DORA麻雀を除いてエコペイズも利用できますのでそちらの方がおすすめです。