ベラジョンカジノのライブゲームにはSICBOがあります。
ルールはいたって簡単で3つのサイコロの目や合計を当てるゲームです。
最低$1から賭けることができます。
①手前のone~sixがサイコロ3つのうちどの数が出るか当てるエリアになります。
賭けたサイの目が1つ出れば配当は1倍、2つ出れば配当は2倍、3つ出れば配当は3倍になります。(例えばFOURに$10をベットしたとして、サイの目が4、4、6だった場合は配当が2倍になり$30のリターンになります。)
②中央の4~17は3つのサイの目の合計を当てるエリアになります。
両端にいけばいくほど確率が低くなり配当も高くなります。
4、17が50倍 5、16が18倍 6、15が14倍 7、14が12倍 8、13が8倍 9、12が6倍 10、11が6倍となります。(例えば9に$10ベットしたとして3つのサイの合計が9になれば配当は6倍となり$70のリターンとなります。)
③奥の両端のSMALLとBIGは3つのサイの合計を当てるエリアになります。
SMALLは4~10で1倍、BIGは11~17で1倍になります。(例えばBIGに$10ベットして3つのサイの合計が14になった場合は配当が1倍となり$20のリターンとなります。)
④その隣はリャンゾロ、サンゾロを当てるエリアとなります。
リャンゾロ(1、1)(2、2)(3、3)(4、4)(5、5)(6、6)が8倍、サンゾロ(1、1、1)(2、2、2)(3、3、3)(4、4、4)(5、5、5)(6、6、6)が150倍の配当となります。(例えば1、1、1に$10をベットして3つのサイの目が1、1、1だった場合は配当が150倍となりリターンは$1510となります。)
⑤奥の中央はサンゾロが出るかどうかを当てるエリアで、ここにベットすると(1、1、1)(2、2、2)(3、3、3)(4、4、4)(5、5、5)(6、6、6)のいずれかのサンゾロが出た場合は24倍の配当になります。
⑥右のエリアは3つのサイの目のうち2つを当てるエリアで、ベットした目の組み合わせが出ると5倍の配当になります。
SICBOはそれぞれの配当で還元率が100%ではなく、胴元(カジノ側)の取り分が引かれます。
例えばSMALLで3~10ではなく、4~10で配当が1倍というのでも分かると思います。
つまりSICBOを攻略するに当たって、バカラ同様長くプレイするとプレイヤーにとって不利となります。
3つのサイコロの出目が偏ってきた時が勝負で、大きく張って勝ったら止めてしまうというのがSICBOの性質をよく理解した攻略法となります。
ようは直感の勝負ということになり、バカラと同じような感じになります。
それでは少しでもプレイヤーに有利なベットができるようにそれぞれのベットの還元率を計算してみます。
①サイコロ3つのうちどの数が出るか当てる確率
ベットした目が3つのサイの目のうち1つだけ出る確率は1/6・5/6・5/6・3=25/72
リターンは2倍より還元率は2・25/72=25/36
ベットした目が3つのサイの目のうち2つ出る確率は1/6・1/6・5/6・3=5/72
リターンは3倍より還元率は3 ・5/72=5/24
ベットした目が3つのサイの目のうち3つとも出るは確率は1/6・1/6・1/6
リターンは4倍より還元率は4・1/72=1/18
よって還元率の合計は25/36+5/24+1/18=23/24=0.9583333・・・・より大体96%
②3つのサイの目の合計が4か17になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が4になる確率を求めると1/6・1/6・1/6・3=1/72
リターンは51倍であるため還元率は51/72=17/24=0.70833・・・・より大体71%
3つのサイの目の合計が5か16になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が5になる確率を求めると3つのサイの目は順不同で(1、1、3)(1、2、2)の組み合わせしかないため順序を考慮すると1/6・1/6・1/6・3・2=1/36
リターンは19倍であるため還元率は19/36=0.5277777・・・・より大体53%
3つのサイの目の合計が6か15になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が6になる確率を求めると3つのサイの目は順不同で(1、1、4)(1、2、3)(2、2、2)の組み合わせしかないため順序を考慮すると1/6・1/6・1/6・3+1/6・1/6・1/6・6+1/6・1/6・1/6=5/108
リターンは15倍であるため還元率は15・5/108=25/36=0.69444・・・・より大体69%
3つのサイの目の合計が7か14になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が7になる確率を求めると3つのサイの目は順不同で(1、1、5)(1、2、4)(1、3、3)(2、2、3)の組み合わせしかないため順序を考慮すると1/6・1/6・1/6・3+1/6・1/6・1/6・6+1/6・1/6・1/6・3+1/6・1/6・1/6・3=5/72
リターンは13 倍であるため還元率は13・5/72=65/72=0.90277・・・・より大体90%
3つのサイの目の合計が8か13になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が8になる確率を求めると3つのサイの目は順不同で(1、1、6)(1、2、5)(1、3、4)(2、2、4)(2、3、3)の組み合わせしかないため順序を考慮すると1/6・1/6・1/6・3・3+1/6・1/6・1/6・6・2=7/72
リターンは9 倍であるため還元率は9・7/72=7/8=0.875より87.5%
3つのサイの目の合計が9か12になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が9になる確率を求めると3つのサイの目は順不同で(1、2、6)(1、3、5)(1、4、4)(2、2、5)(2、3、4)(3、3、3)の組み合わせしかないため順序を考慮すると1/6・1/6・1/6・3・2+1/6・1/6・1/6・6・3+1/6・1/6・1/6=25/216
リターンは7倍であるため還元率は7・25/216=175/216=0.810185185185185・・・・より大体81%
3つのサイの目の合計が10か11になる確率
対称性を利用して3つのサイの目の合計が10になる確率を求めると3つのサイの目は順不同で(1、3、6)(1、4、5)(2、3、5)(2、4、4)(3、3、4)の組み合わせしかないため順序を考慮すると1/6・1/6・1/6・3・2+1/6・1/6・1/6・6・3=4/36=1/9
リターンは7倍であるため還元率は7・1/9=7/9=0.77777・・・・より大体78%
③SMALL(4~10)かBIG(11~17)を当てる確率
3つのサイの目の合計が3か18になる確率は1/6・1/6・1/6・2=1/108
よって 3つのサイの目の合計が4~17になる確率は1-1/108=107/108
SMALL(4~10)かBIG(11~17)になる確率は等しいから求める確率は107/108・1/2=107/216
リターンは2倍であるため還元率は107/108=0.99074074074・・・・・より大体99%
④指定の目がリャンゾロになる確率
どの目もリャンゾロになる確率は同程度に確からしいからピンの目で考える。
ピンの目がリャンゾロになる確率は1/6・1/6・5/6・3=5/72
リターンは9倍であるため還元率は9・5/72=5/8=0.625より62.5%
指定の目がサンゾロになる確率
1/6・1/6・1/6=1/216
リターンは151倍であるため還元率は151/216=0.6990740740740・・・・・より大体70%
⑤どれかの目がサンゾロになる確率
1/6・1/6・1/6・6=1/36
リターンは25倍であるため還元率は25/36=0.694444・・・・より大体69%
⑥3つのサイの目のうちゾロを除き2つを当てる確率
どの組み合わせも同程度に確からしいため(1、2、x){xは1、2以外}で考える。
(1、2、x)が出る確率は1/6・1/6・4/6・6=1/9
リターンは6倍であるため還元率は6・1/9=2/3=0.66666・・・・より大体67%
これらの計算で分かることは、③SMALL(4~10)かBIG(11~17)を当てる確率が還元率が99%で賭けるには一番いいです。
逆に②3つのサイの目の合計が5か16になる確率は還元率が53%と最も低く避けたいところです。
SICBOはこのように賭ける目の組み合わせによって還元率が異なりますので、③へ何回かベットして浮いたら止めてしまうというのがSICBOの性質をよく理解した攻略法になります。
これですと短期間でみたら1%の胴元の手数料よりもSMALLかBIGかの波による影響の方が大きそうです。
しかしやはり長くやり続けると1%の胴元の手数料は無視できないくらい大きくなってきます。