やってはいけなかったリバーのコール
- 2014/03/17
- ポーカー
私はカジノゲームの中で、特にポーカーのテキサスホールデムが得意です。
得意というよりは、むしろ下手の横好きと言った方が正しいです。
スロットやバカラやブラックジャックは結構運による要素が大きいと思いますが、ポーカーはベット額が調節できることやブラフで相手をフォールドさせるなど、スキルによる要素が多いからです。
最初の頃は大分負けていましたが、最近は漸くプラマイ0くらいの収支は出せるようになってきました。
とはいうもののやはりポーカー上達には、プレイの反省は欠かせません。
プロの将棋は一局終わった後に感想戦を行い、どこが悪かったのか検討しますがそれと一緒です。
そういうわけで私のプレイもポーカー上達のために振り返ってみたいと思います。
プレイ($0.08/0.16)
プリフロップ $0.24
U
H
C
B
S(私) Q♥、7♥
B
アンダーザガン、ハイジャック、カットオフ、ボタンと皆フォールドし、スモールブラインドの私とVPIP(参加ハンド率)56のビッグブラインドとのヘッズアップになりました。
Q♥、7♥ではフォールドするには弱すぎるので$0.48へレイズしました。
すると相手はコールしてきました。
フロップ $0.96 4♥、6♣、8♥
これは私にとっては嬉しいフロップです。
フラシュドローとガットショットストレートドローです。
私は$0.76をベットしました。
すると相手もコールしてきました。
ターン $2.48 K♠
このカードは私にとってはあまり嬉しいカードではありません。
しかしドローは残っていますので、セミブラフの意味も込めて$1.86をベットしました。
相手はしばらく考えましたがやはりコールしてきました。
リバー $6.20 7♣
これはヒットしたものの、結局ドローは引けませんでした。
私はチェックで回すよりありませんでした。
相手は$2.08をベットしてきました。
7のワンペアではほとんどショーダウンバリューはありません。
しかしここで魔が差してしまいました。
「相手は参加率56%のフィッシュだ。ブラフかもしれない。」と思いついコールで応じてしまいました。
これはミスでした。
ショーダウン $10.36
相手はK♦、A♣を開きポットを獲得しました。
ポジションが悪いためターンのベットは仕方がないと思いますが、やはりリバーのコールは余計でした。
ドローの強みを生かしてフロップでオールインするという手はあったかもしれません。
ターンでブロードウェイカードが落ちると、ポジションの悪い私は途端に苦しくなります。
ターンではチェックもベットも両方あったと思います。
チェックですとできるだけ安くリバーを見にいくという意図になりますが、ベットですとドローを引けた後のポットを更に大きくする布石になります。
私はベットする方を選びましたが、リバーでドローが引けなかった時点では諦めなければならないハンドでした。