ビットコインチャイナの取引停止による大暴落

ビットコインチャイナの取引停止による大暴落について

2017.9.17

中国の大手ビットコイン取引所・ビットコインチャイナは9月14日夜（現地時間）、ビットコインの取引を9月30日で停止すると発表しました。

これを受けてビットコインは一気に価格が下がり、一時は1ビットコインが32万円くらいまで下がりました。

中国人民銀行によると「ビットコインは金融秩序を乱す違法な金融事業活動」とのことです。

ブロックチェーンの優秀性は認めながらも、自国に新通貨が広まり元の価値が下がるのを懸念したためと思われます。

ビットコインは8月の分裂騒動で一件落着してからどんどん価格が上がり、一時は55万円も超える高値を付けましたが、今回の閉鎖発表で一気に暴落した形です。

今回はまだビットコインチャイナだけですが、これを受けて中国の他の取引所も閉鎖する可能性があります。

もし中国全土で取引停止となれば更に価格が下がることが予想され、今回の件はビットコインの危うさをもろに露呈した形となりました。




9月2日時点では55万円を越えており、2週間も経たずして20万円以上下がってしまうのですから、ビットコインは非常に投機性の激しいマイナー通貨だということが改めて伺えます。


仮想通貨ということもあり、これに多額の資金を投資するのはちょっとリスクが高すぎるような気がしますね。

ビットコインが今後世界でどのような経済活動の位置付けになるのか予想が難しいところです。