記事編集日 2018.10.26 記事作成日 2016.10.27
クラップス(Craps)はサイコロを使ったカジノゲームです。
変化と連続性に富んでおり、気軽に楽しめ、アクションがあり、House edgeも少ないことからアメリカ人に好まれています。
過去にこのゲームで1億円を賭けて勝負した男がいました。
テーブルのレイアウトや配当は若干カジノにより異なりますが、ここではウィリアムヒルカジノクラブで説明します。
クラップスのルールと賭け方と控除率
テーブルと二つのサイコロを使うのですが、以下のような感じです。
プレイヤーは始めにチップを賭けたい所に置き、サイコロを転がして出目に応じて勝敗を決めます。
チップはロール(サイコロを振る)前でしたら取り消すこともできます。(右クリック)
2個のサイコロの目の出方
ゲームのルールを説明する前に、まずは2個のサイコロの目の出方を見てみます。
目の合計 |
目の出方 |
計36通り |
2 |
1,1 |
1通り |
3 |
1,2 2,1 |
2通り |
4 |
1,3 2,2 3,1 |
3通り |
5 |
1,4 2,3 3,2 4,1 |
4通り |
6 |
1,5 2,4 3,3 4,2 5,1 |
5通り |
7 |
1,6 2,5 3,4 4,3 5,2 6,1 |
6通り |
8 |
2,6 3,5 4,4 5,3 6,2 |
5通り |
9 |
3,6 4,5 5,4 6,3 |
4通り |
10 |
4,6 5,5 6,4 |
3通り |
11 |
5,6 6,5 |
2通り |
12 |
6,6 |
1通り |
これはカジノ側の控除率を計算するには重要な値となります。
1)フィールドベット(Field Bets)
1投で決まるベットで、目の合計が2、3、4、9、10、11、12なら勝ちベット、5、6、7、8なら負けベットとなります。
勝ちベットで目の合計が3、4、9、10、11なら配当は1で、2、12なら配当は2となります。
一見目の合計の種類が多いため簡単に勝てそうですが、計算してみますと勝ち目は16通り、負け目は20通りもあります。
$1を36回ベットしたとしますと、14×2+2×3=$34戻ってくる計算になります。
よって控除率は2/36=1/18より、5.56%となります。
2)エニーセブンベット(Any 7 bets)
1投で決まるベットで、目の合計が7なら勝ちベット、他なら負けベットとなります。
配当は4です。
$1を36回ベットしたとしますと、$30戻ってくる計算になります。
よって控除率は6/36=1/6より、16.67%となります。
3)ホーンベット(Horn Bets)
1投で決まるベットで目の合計が2、3、11、12のいずれかに置き、その目が出れば勝ちベット、他なら負けベットとなります。
サイドのEにある文字にチップを置いても11に置いたのと同じ扱いになります。
配当は2、12なら30です。3、11なら15です。
$1を36回ベットしたとしますと、2か12に置いたなら$31戻ってくる計算になります。
この場合控除率は5/36より、13.89%となります。
$1を36回ベットしたとしますと、3か11に置いたなら$32戻ってくる計算になります。
この場合控除率は4/36=1/9より、11.11%となります。
4)エニークラップスベット(Any Craps Bets)
Cベットも同じ
1投で決まるベットで目の合計が2、3、12のいずれかが出れば勝ちベット、他なら負けベットとなります。
尚目の合計が2、3、12のいずれかをクラップス(Craps)と呼びます。
サイドのCにある文字にチップを置いても同じです。
配当は7です。
$1を36回ベットしたとしますと、$32戻ってくる計算になります。
この場合控除率は4/36=1/9より、11.11%となります。
5)ハードウェイベット(Hard way Bets)
22、33、44、55のゾロ目を狙ったベットで、指定のゾロ目が出れば勝ちベット、合計7と指定の合計が出れば(ゾロ目は除く)負けベットとなります。(例:44なら、ゾロ目44が出れば勝ち、合計が7か44を除く8なら負け。)それ以外なら引き分けです。引き分けならチップを戻すこともできますし、引き続き賭けを継続することもできます。
配当は22、55なら7です。33、44なら9です。
$1を9回ベットし引き分けが無かったとしますと、22か55に置いたなら$8戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/9より、11.11%となります。
$1を11回ベットし引き分けが無かったとしますと、33か44に置いたなら$10戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/11より、9.09%となります。
6)ビッグ6ベット、ビッグ8ベット(Big6 and Big8 Bets)
ビッグ6ベットは出目の合計が6なら勝ちベット7なら負けベット、ビッグ8ベットは出目の合計が8なら勝ちベット7なら負けベットで、それ以外は引き分けです。引き分けならチップを戻すこともできますし、引き続き賭けを継続することもできます。
配当はいずれも1です。なぜビッグというのか不思議な気もします。
$1を11回ベットし引き分けが無かったとしますと、ビッグ6かビッグ8に置いたなら$10戻ってくる計算になります。
控除率は1/11より、9.09%となります。
7)パスラインベット(Pass Line Bets)
第一投(カムアウトロール)が目の合計が7、11なら勝ちベット、目の合計が2、3、12なら負けベット、目の合計が4、5、6、8、9、10ならポイントとなり、第二投以降目の合計がポイントの目が先に出るか7が先に出るかの勝負になり、前者なら勝ちベット後者なら負けベットとなります。
配当は1です。
パスラインにベットします。
カムアウトロールで8が出ました。するとポイントが8の所でオンになります。
以降は8が出るか7が出るかの勝負となり、途中でベットを取り消すことはできなくなります。
8が出て勝ちベットになりました。
1投目で勝つ確率は8/36=2/9
1投目で4が出て2投目以降勝つ確率は、4の出目が3通り7の出目が6通りより、3/36・3/(6+3)
1投目で5が出て2投目以降勝つ確率は、5の出目が4通り7の出目が6通りより、4/36・4/(6+4)
1投目で6が出て2投目以降勝つ確率は、6の出目が5通り7の出目が6通りより、5/36・5/(6+5)
対称性を考え、1投目で8が出て2投目以降勝つ確率は、1投目で6が出て2投目以降勝つ確率に等しい。
同様に、1投目で9が出て2投目以降勝つ確率は、1投目で5が出て2投目以降勝つ確率に等しい。
同様に、1投目で10が出て2投目以降勝つ確率は、1投目で4が出て2投目以降勝つ確率に等しい。
よってパスラインで勝つ確率は2/9+2{3/36・3/(6+3)+4/36・4/(6+4)+5/36・5/(6+5)}=244/495
配当は1より、$1を495回ベットしたとしますと、$488戻ってくる計算になります。
よって控除率は7/495より、1.41%となります。
8)ドントパスラインベット(Don’t Pass Line Bets)
第一投(カムアウトロール)が目の合計が2、3なら勝ちベット、目の合計が7、11なら負けベット、目の合計が4、5、6、8、9、10ならポイン トとなり、第二投以降目の合計がポイントの目が先に出るか7が先に出るかの勝負になり、前者なら負けベット後者なら勝ちベットとなります。カムアウトロールで目の合計が12なら引き分けとなり、ベットがそのまま戻ってきます。
配当は1です。
ドントパスバーにベットします。
カムアウトロールで6が出ました。するとポイントが6の所でオンになります。
以降は7が出るか6が出るかの勝負となりますが、ベットはいつでも取り消すことができます。(ポイント勝負になると勝つ確率の方が高い。)
6が先に出てしまい負けベットになりました。
1投目で勝つ確率は3/36
1投目で4が出て2投目以降勝つ確率は、4の出目が3通り7の出目が6通りより、3/36・6/(6+3)
1投目で5が出て2投目以降勝つ確率は、5の出目が4通り7の出目が6通りより、4/36・6/(6+4)
1投目で6が出て2投目以降勝つ確率は、6の出目が5通り7の出目が6通りより、5/36・6/(6+5)
対称性を考え、1投目で8が出て2投目以降勝つ確率は、1投目で6が出て2投目以降勝つ確率に等しい。
同様に、1投目で9が出て2投目以降勝つ確率は、1投目で5が出て2投目以降勝つ確率に等しい。
同様に、1投目で10が出て2投目以降勝つ確率は、1投目で4が出て2投目以降勝つ確率に等しい。
よってドントパスラインで勝つ確率は3/36+2{3/36・6/(6+3)+4/36・6/(6+4)+5/36・6/(6+5)}=949/1980
配当は1より、$1を1980回ベットしたとしますと、勝ちベットで$1898戻ってくる計算になります。
1投目で12が出ると引き分けより、1980/36=55回分は考慮しないものとすると、$1を1925回ベットしたとしますと、$1898のリターンとなる計算になります。
よって控除率は27/1898より、1.42%となります。
9)オッズベット(Odds Bets)
オッズベットとはパスラインベット、ドントパスラインベットでポイントが決まった後に賭け増しするベットで、カジノ側の控除率はありません。フリーオッズとも呼ばれ、純粋に確率に応じた配当が行われます。クラップスの妙味はここにあるとも言えます。通常のカジノならシングルオッズかダブルオッズですが、オンラインカジノの場合トリプルオッズが認められ、最初の賭け金の3倍まで賭け増しすることができます。またオッズベットはいつでも取り消すことができます。
これがパスラインのオッズベットで、パスラインの手前にチップを置きます。
ポイント |
配当 |
4 |
2 |
5 |
1.5 |
6 |
1.2 |
8 |
1.2 |
9 |
1.5 |
10 |
2 |
これがパスラインのオッズベットの配当です。
例)パスラインに$1ベットして6が出たとして$3賭け増しし6が出て勝ったとしますと、パスラインベットのリターン$2(賭け金$1+配当$1)+オッズベットのリターン$6.6(賭け金$3+配当$3.6)=$8.6のリターンとなります。
これがドントパスラインのオッズベットで、ドントパスバーの右端にチップを置きます。
ポイント |
配当 |
4 |
1/2 |
5 |
2/3 |
6 |
5/6 |
8 |
5/6 |
9 |
2/3 |
10 |
1/2 |
これがドントパスラインのオッズベットの配当です。
例)ドントパスラインに$1ベットして6が出たとして$3賭け増しし7が出て勝ったとしますと、パスラインベットのリターン$2(賭け金$1+配当$1)+オッズベットのリターン$5.5(賭け金$3+配当$2.5)=$7.5のリターンとなります。
10)カムベット(Come Bets)、ドントカムベット(Don’t Come Bets)
カムアウトロールでポイントが決まりますと(ポイントがオンの状態)、パスラインベットとドントパスラインベットはできなくなります。それに代わるのがカムベットとドントカムベットで、内容的にはパスラインベットとドントパスラインベット同じです。ただチップを置くところが違うだけです。またオッズベットも可能です。配当はパスラインベットとドントパスラインベットをご参照下さい。
カムアウトロールで9が出た後、カムにチップを置きます。
サイコロの目が6でしたので、カムベットのチップは6の升の左上の部分に移動します。その左下がカムのオッズベットになります。やはり3倍まで賭け増し可能です。カムベットはパスラインベット同様ポイントが決まりますと取り消すことはできませんが、オッズベットはいつでも取り消すことができます。
これがドントカムベットのチップの位置です。
サイコロの目が6でしたので、ドントカムベットのチップは6の上の升の左上の部分に移動します。その左下がドントカムのオッズベットになります。やはり3倍まで賭け増し可能です。ドントカムベットはドントパスラインベット同様、ポイントが決まった後でもいつでも取り消すことができます。勿論オッズベットもです。
11)プレイスベット(Place Bets)
パスやカムを経由せずに4、5、6、7、8、9、10のポイントを当てるベットがプレイスベットです。先に出目の合計が指定のポイントになれば勝ちベット、先に出目の合計が7になれば負けベットです。ベットはいつでも取り消すことが可能です。ウィリアムヒルカジノクラブでは、プレイスベットはカムアウトロールの時はOFFになっています。
配当は4、10が9/5となり、5、9が7/5となり、6、8が7/6となります。
4、10の場合7と比べて出現率は1:2ですから、$1を3回ベットした場合、$14/5戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/15より、6.67%となります。
5、9の場合7と比べて出現率は2:3ですから、$1を5回ベットした場合、$24/5戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/25より、4%となります。
6、8の場合7と比べて出現率は5:6ですから、$1を11回ベットした場合、$65/6戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/66より、1.52%となります。
12)プレイスルーズベット(Place Lose Bets)
プレイスベットとは逆の賭けです。つまり先に出目の合計が7になれば勝ちベット、先に出目の合計が指定のポイントになれば負けベットになります。ベットはいつでも取り消し可能で、またいつでもベットすることができます。
配当は4、10が5/11となり、5、9が5/8となり、6、8が4/5となります。
7の場合4、10と比べて出現率は2:1ですから、$1を3回ベットした場合、$32/11戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/33より、3.03%となります。
7の場合5、9と比べて出現率は3:2ですから、$1を5回ベットした場合、$39/8戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/40より、2.50%となります。
7の場合6、8と比べて出現率は6:5ですから、$1を11回ベットした場合、$54/5戻ってくる計算になります。
この場合控除率は1/55より、1.82%となります。
13)バイベット(Buy Bets)
基本的にはプレイスベットと同じで、配当はトゥルーオッズですが、賭け金の5%の手数料を支払うことになります。つまり$1のベットで、勝つと$0.95分の配当を受けるということになります。ベットはいつでも取り消し可能で、カムアウトロールの時バイベットはOFFになっています。
配当は4、10が2となり、5、9が3/2となり、6、8が6/5となります。
4、10の場合$1をベットして勝ちますと、0.95×2+1=$2.9のリターンとなります。
4、10の場合7と比べて出現率は1:2ですから、$1を3回ベットした場合、$2.9のリターンとなります。
この場合控除率は1/30より、3.33%となります。
5、9の場合$1をベットして勝ちますと、0.95×3/2+1=2.425≒$2.42(少数第三位は切り捨て)のリターンとなります。
5、9の場合$2をベットして勝ちますと、2.425×2=$4.85となり切り捨てられません。
5、9の場合7と比べて出現率は2:3ですから、$2を5回ベットした場合、$9.7のリターンとなります。
この場合控除率は3/100より、3%となります。
6、8の場合$1をベットして勝ちますと、0.95×6/5+1=$2.14のリターンとなります。
6、8の場合7と比べて出現率は5:6ですから、$1を11回ベットした場合、$10.7のリターンとなります。
この場合控除率は3/110より、2.73%となります。
14)レイベット(Lay Bets)
基本的にはプレイスルーズベットと同じで、配当はトゥルーオッズですが、賭け金の5%の手数料を支払うことになります。つまり$1のベットで、勝つと$0.95分の配当を受けることになります。ベットはいつでもでき、いつでも取り消し可能です。
配当は4、10が1/2となり、5、9が2/3となり、6、8が5/6となります。
4、10の場合$1をベットして勝ちますと、0.95×1/2+1=1.475≒$1.47(少数第三位は切り捨て)のリターンとなります。
4、10の場合$2をベットして勝ちますと、1.475×2=$2.95のリターンとなり切り捨てられません。
7の場合4、10と比べて出現率は2:1ですから、$2を3回ベットした場合、$5.9のリターンとなります。
この場合控除率は1/60より、1.67%となります。
5、9の場合$1をベットして勝ちますと、0.95×2/3+1=1.6333・・・・≒$1.63(少数第三位以下は切り捨て)のリターンとなります。
5、9の場合$3をベットして勝ちますと、3×(0.95×2/3+1)=$4.9のリターンとなり切り捨てられません。
7の場合5、9と比べて出現率は3:2ですから、$3を5回ベットした場合、$14.7のリターンとなります。
この場合控除率は1/50より2%となります。
6、8の場合$1をベットして勝ちますと、0.95×5/6+1=1.49166666≒$1.49(少数第三位以下は切り捨て)のリターンとなります。
6、8の場合$6をベットして勝ちますと、6×(0.95×5/6+1)=$10.75 のリターンとなり切り捨てられません。
7の場合6、8と比べて出現率は6:5ですから、$6を11回ベットした場合、$64.5のリターンとなります。
この場合控除率は1.5/66=1/44より2.27%となります。
賭け方と控除率のまとめと一番控除率の低い賭け方
まとめますと以下の表になります。
クラップスの賭けの種類 |
控除率 |
フィールドベット |
5.56% |
エニーセブンベット |
16.67% |
ホーンベット(2or12) |
13.89% |
ホーンベット(3or11) |
11.11% |
エニークラップスベット |
11.11% |
ハードウェイベット(2,2or5,5) |
11.11% |
ハードウェイベット(3,3or4,4) |
9.09% |
ビッグ6ベット、ビッグ8ベット |
9.09% |
パスラインベット、カムベット |
1.41% |
ドントパスラインベット、ドントカムベット |
1.42% |
プレイスベット(4or10) |
6.67% |
プレイスベット(5or9) |
4.00% |
プレイスベット(6or8) |
1.52% |
プレイスルーズベット(4or10) |
3.03% |
プレイスルーズベット(5or9) |
2.50% |
プレイスルーズベット(6or8) |
1.82% |
バイベット(4or10) |
3.33% |
バイベット(5or9) |
3.00% |
バイベット(6or8) |
2.73% |
レイベット(4or10) |
1.67% |
レイベット(5or9) |
2.00% |
レイベット(6or8) |
2.27% |
同じクラップスのベットでも、どこに賭けるかによって控除率がこれほどまでに違うのです。
この表で分かることはパスラインベット、カムベット、ドントパスラインベット、ドントカムベットが一番控除率が低いということです。
またこれらには3倍までのオッズベットができますので、それを命一杯賭け増しすれば、さらに控除率を下げることができます。
クラップスをやる時は是非この賭け方だけに限定してみて下さい。
逆に中央のプロポジションベットやフィールドベット、ビッグ6,8ベットは連続性もなく控除率が高く、プレイヤーにとって不利と言えます。
またプレイスベットとバイベット、プレイスルーズベットとレイベットはルールは同じなのに控除率が違うというのもバカげていますので、これらをやるなら控除率の低い方を選んで下さい。
例)プレイスベット(4or10)× バイベット(4or10)〇
クラップスで1億円を賭けた男
ラスベガスのHorseshoe Casinoは、天井なしのポーカー大会を開いたり、どんな高額な賭けでも受けて立つことで有名です。
1981年のある日、$777777(約1億円 当時$1=128円)のクラップス勝負を挑んだ男がいました。
普通のカジノではテーブルリミットを盾に受け付けませんが、HorseshoeのオーナーはOKのサインを出しました。
男は特別なチップに$777777と書き入れ、ドントパスラインに置きました。
そして2個のサイコロを2回振っただけで見事勝利し、$1555554を現金で受け取り立ち去ったという実話があります。
1億円の勝負を挑んだ男も、受けたカジノもさすが西部魂という感じがしませんか。