ルーレットの種類と性質

ルーレットはカジノの女王と言われていますが、その優雅な外形から何となくそれも頷けるのではないでしょうか?

Elizabeth

 

ルーレットの起源はフランスのルイ14世が好んだHocaというゲームが、17世紀の半ば頃各地へ広まったと考えられています。

今回はルーレットについてまとめてみました。

 

ルーレットには0のみのヨーロピアンルーレットと、0と00があるアメリカンルーレットがあります。

europeanroulette

americanroulette

フレンチルーレットというのはヨーロピアンルーレットの一種です。

 

1~36までの赤と黒の文字盤と、0(アメリカンは00も)の緑の文字盤から成ります。

ルーレットの文字盤がなぜこのような配置になっているのかは分かりませんが、この配置は世界中どのルーレットでも共通です。

 

次に賭け方と配当ですが、これを見ればなぜ36なのかは推測できると思います。

roulettebet A:一目賭け 36倍のリターン(35倍の配当)

B:二目賭け 18倍のリターン(17倍の配当)

C:三目賭け 12倍のリターン(11倍の配当)

D:四目賭け 9倍のリターン(8倍の配当)

E:五目賭け 7倍のリターン(6倍の配当)

F:六目賭け 6倍のリターン(5倍の配当)

G:縦一列賭け 3倍のリターン(2倍の配当)

H:大中小賭け 3倍のリターン(2倍の配当)

I:前後半賭け 2倍のリターン(1倍の配当)

J:奇数偶数賭け 2倍のリターン(1倍の配当)

K:赤黒賭け 2倍のリターン(1倍の配当)

 

なぜ0と00の緑があるのかということですが、これがつまり控除率(カジノ側のハウスレーキ)の分ということになります。

例えばヨーロピアンルーレットで、一目を当てる確率は1/37です。

しかしリターンは36倍しかなく、これでは37回一目賭けをやると、1回分は損をする計算になります。

この控除率は長くやっていればバカにならず、必ずカジノが得をする仕組みになっています。

ちなみに00がある分アメリカンルーレットの方が控除率は高く5.26%で、ヨーロピアンルーレットは2.70%です。

よってルーレットをやるならヨーロピアンルーレットの方がおすすめです。

 

ルーレットは私も随分と試しました。

このブログでも以前、マーチンゲール法モンテカルロ法にルーレットを選びました。

控除率は取られても、ユーザーには賭け金額を決める権利があるのと、いつでも止めれる権利(勝ち逃げする権利)があるので、それほど不利だとも思いませんでした。

但しやはりゲームの自由度が無さ過ぎると感じました。

 

これはどういうことかと言いますと、一回賭けてしまえばもう選択の余地が無く、結果が決まってしまうということです。

これがためにマーチンゲール法なんかを試しますと、負ける時は驚くくらい連敗します。

 

これは以前私がベラジョンカジノで大負けした時の画像ですが、0を除き黒が7回連続で出ました。

こういうことが意外に頻繁に起こるのです。

 

これに引き換えブラックジャックは、カードを引くかどうかの選択の余地があるので、ルーレットよりかは自由度があり連敗する可能性は少ないと思います。

ルーレットは波がありますので、当りだしたと思ったら大きく賭けて、当たったらすぐに止めてしまうのが正しいプレイの仕方です。

 

一回で大きく勝ってしまえば、ハウスレーキも無視できるほど小さいですからね。

ただその勇気があるかですが・・・・

 

リアルルーレットとオンラインカジノルーレットの違いですが、実物のルーレットにはやはり無数の傷などがあり、出目の傾向やそのルーレットの癖などは調べやすいと思います。

一方オンラインカジノですとそのようなものはありませんから、ほとんど勘の勝負になると思います。

 

マーチンゲール法などの攻略法を試すにしても、オンラインカジノの一回でベットできる上限を知っておかねばなりません。

またルーレットはライブゲームも面白いです。

こちらの方はおすすめのオンラインカジノ紹介のルーレットとライブゲームをご参照下さい。

モンテカルロ法の実践と考察

オンラインカジノ攻略法の一つにモンテカルロ法というのがあります。

モンテカルロというのはカジノで有名なモナコのモンテカルロからきているそうです。

montecarlomap

montecarlo

 

モンテカルロ法とは元々、シミュレーションや数値計算を乱数を用いて行う総称のことで、数値解析の分野で確率を近似的に求める手法として使われています。

n回シミュレーションを行い、ある事象がm回起これば、その事象の起こる確率はm/nで近似され、nが大きければ大きいほど近似値は真値に近くなります。

 

モンテカルロ法を応用して円周率πを近似的に求めるのは有名です。

一辺がrの正方形の面積はr²、その正方形に内接する1/4円の面積はπr²/4よりその比a= π/4、π=4aとなります。

つまりaが分かればπも分かることになります。

次にaを求めるためにランダムに正方形の中に無数の点を打ちます。

その打った数をn、その点が1/4円の中に収まった数をmとすればm/n≒aとなりπが求まるわけです。

実際に30000点をランダムに置いたとき、πの推定量は実際の値から0.07%以下の誤差の範囲内にありました。

 

オンラインカジノでは30000回も試すわけにはいきませんが、ここではモナコ公国モンテカルロのカジノを一夜で破産させたと言われる3倍モンテカルロ法を試してみます。

これは勝率が約3倍のゲームにベットしていき、勝ちか負けかによってベット額を規則的に変化させていく方法で、コツコツ稼ぐタイプの攻略法になります。

紙を用意して、最初1、2、3と書き、両端の数字を足した4をベットします。

負けたらベット額を数列の右端に書き加えまた両端を足してベットします。

勝ったら数列の両端の数字を2つづつ消しベット額を右端に書き加えまた両端を足してベットします。

これで数字が消せなくなった時が終了となります。

 

それではインターカジノのヨーロピアンルーレットで試してみます。

最初は$156あります。

montecarlo1

最初は間違えて$1でベットしてしまいました。

 

①1、2、3  ベット額$4  負け  -$4

②1、2、3、4  ベット額$5 負け  -$9

③1、2、3、4、5  ベット額$6  負け  -$15

④1、2、3、4、5、6  ベット額$7  負け  -$22

⑤1、2、3、4、5、6、7  ベット額$8  負け  -$30

⑥1、2、3、4、5、6、7、8  ベット額$9  負け  -$39

⑦1、2、3、4、5、6、7、8、9  ベット額$10  負け  -$49

montecarlo2

⑧1、2、3、4、5、6、7、8、9、10  ベット額$11  勝ち  -$27

 

montecarlo3

⑨3、4、5、6、7、8、11  ベット額$14  勝ち  +$1

 

⑩5、6、7、14  ベット額19  負け  -$18

montecarlo4

⑪5、6、7、14、19  ベット額24  勝ち  +$30

 

ここで1セットが終了となります。

最初はどうなることかと思いましたが、蓋を開けてみたら最後はきっちりと+の収支でした。

$188

 

 

2セット目を試してみます。

①1、2、3  ベット額$4  負け  -$4

②1、2、3、4  ベット額$5  勝ち  +$6

終了

$194

 

 

3セット目を試してみます。

①1、2、3  ベット額$4  勝ち  +$8

終了

$202

 

 

4セット目を試してみます。

①1、2、3  ベット額$4  負け  -$4

②1、2、3、4  ベット額$5 負け  -$9

③1、2、3、4、5  ベット額$6  負け  -$15

④1、2、3、4、5、6  ベット額$7  負け  -$22

⑤1、2、3、4、5、6、7  ベット額$8  負け  -$30

⑥1、2、3、4、5、6、7、8  ベット額$9  負け  -$39

⑦1、2、3、4、5、6、7、8、9  ベット額$10  負け  -$49

⑧1、2、3、4、5、6、7、8、9、10  ベット額$11  負け  -$60

montecarlo5

⑨1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11  ベット額$12  勝ち  -$36

 

⑩3、4、5、6、7、8、9、12  ベット額$15  負け  -$51

①3、4、5、6、7、8、9、12、15  ベット額18  負け  -$69

⑫3、4、5、6、7、8、9、12、15、18  ベット額21  負け  -$90

montecarlo6

⑬3、4、5、6、7、8、9、12、15、18、21  ベット額24  勝ち  -$42

 

⑭5、6、7、8、9、12、15、24  ベット額29  負け  -$71

⑮5、6、7、8、9、12、15、24、29  ベット額34  負け  -$105

montecarlo7

⑯5、6、7、8、9、12、15、24、29、34  ベット額39  勝ち  -$27

 

ここで負けを認めました。

次に勝てば+になりますが、負けると更に-$46になってしまいます。

いくら攻略法と言えど100%の攻略法などはなく、負ける時は負けます。

ここが丁度いい引き際だと思いました。

$175

 

 

最後の4セット目は負けてしまいましたが、それでもトータルで$19プラスでした。

個人的には、連敗した時賭ける金額が大きくなりすぎず、マーチンゲール法よりは有効な方法だと思いました。

$1000くらいの潤沢な資金があればモンテカルロ法は相当に有力だと思います。

しかし、1/3の勝率では、連敗する時は相当連敗します。

4セット目のように、負け続けた時は勝ったタイミングで止めてしまえば傷口を大きくしないで済みます。

マーチンゲール法の実践と考察

賭け方の一種としてマーチンゲール法というのがあります。

これは配当が2倍のものに、負けたら倍々で賭けていき、最後に勝ったら収支がプラスになるという賭け方です。

$1から始めるとすれば、負けたら次は$2、また負けたら次は$4、$8、$16、・・・・・と賭けていきます。

6回目で勝つとすれば1+2+4+8+16+32=$63賭けて、最後に32×2=$64戻ってくるということで結局$1増えることになります。

負け続けても最後に勝てば、最初に賭けた$1増えるということになります。

理屈上ではベットが無限にできて無限の資金があれば増え続けることになります。

 

現実の問題としてはタネ(資金)が尽きる前に勝つことができるかということです。

例えば6回連続で負けたとすると-$63、7回連続で負けたとすると-$127、x回連続で負けたとすると-$(2x-1)という金額になります。

もし15回連続で負ければ-$32768(約-320万円)ととんでもない額になってしまいます。

16回目で勝ったとしても利益は$1だけです。

私などは17回連続で負けたら全財産が吹っ飛びます。

カジノ側から見れば、このような賭け方をする客はまずはカモとして捉えているそうです。

 

またオンラインカジノでは賭けれる上限というものがあります。

例えば昨日紹介したインターカジノのヨーロピアンルーレットでは最高額が$10000までとなっています。

つまり13回連続で負けてしまえば-$8191となり、次は最高ベット額を越えてしまうのでこの時点で負けとなります。

ヨーロピアンルーレットで赤か黒かに賭けた場合は13回も連続で負けるとは考えにくいですが、確率的には緑が無かったとして8192回回せば起こりえる事象です。

実際には緑があるためにもっと少ない回転数で起こり得ることになります。

しかもそれがいつ起こるか分かりません。

最初に起こるかもしれませんし、1000回目に起こるかもしれませんし、8192回目で起こるかもしれません。

 

私は以前この方法をベラジョンカジノで試みたことがりますが、結果は惨憺たるものでした。

途中までは勝っていたのですが、「全て赤か黒に賭けても同じだろう。」と考え途中から赤だけにしか賭けませんでした。

しかし上の画像の如く、黒、黒、黒、、黒、黒、黒、黒と続いて一日で5万円以上擂ってしまったことがあります。

こんなこともあるんだなと思い、その日からこの方法は試していません。

 

マーチンゲール法を試された方のサイトもいろいろと調べてみましたが、最終的には勝ってもやはり途中でハラハラした場面があったそうです。

中でも興味を引いたのがココの最後の人のコメントです。

以下引用します。

 

「私が試してみた場合ですが、100円スタートで20万回以上試行し、最高で連続15回負け、その時の賭金は300万円以上となりましたが、最終的な儲けは1千万円でした。もちろんこれ以上負けが続けば、賭金が数千万~数億円となるリスクもありますが、ある程度の額を賭け続けられる資金と時間があれば、ほぼ勝てる方法と言えるのではないでしょうか。」

 

やはり実際に試された方の意見というのは面白いものです。

賭け金は最高300万円以上になったけど最終的には1千万円の利益が出たというのはすこぶる興味をそそりました。

この方の勇気と行動力には敬意を払います。

 

 

それではこのマーチンゲール法に挑戦してみます。

挑戦するのはインターカジノのヨーロピアンルーレットです。

今残高が$128ですが、$100増やすことができるかどうか検証してみます。

 

前回試した時は全て赤に賭けてしまいましたが、今回は出た色と同じ色に賭けるという独自のルールにしてみます。

 

開始します。

 

$127から$138へ増えました。

 

これが最後のベットで$156に増えました。

 

黒○、黒○、黒○、●、○、○、○、黒●、黒○、●、○、黒●、●、○、黒●、黒○、●、○、○、黒●、黒○、●、○、黒●、黒○、黒●、●、○、黒●、●、○、○、黒●、●、○、黒●、●、黒●、●、●、

 

こんな結果になりましたが、当初の$100を増やすという目標は捨てここで辞めました。

理由は最後に●が5回続き危機を感じ、このまま続けてるといつかは負けると思ったからです。

私の結論ではマーチンゲール法というのは確かに面白いですが、いいずれは負けてしまう賭け方だと思いました。

倍々で賭けるというのはリスクが大きすぎて長くやる賭けではないです。

問題はどこで辞めるるかがポイントになります。

この方法で1千万円も稼いだ人というのは、辞め時が良かったというのが私の持論です。