マーチンゲール法の実践と考察
- 2013/07/24
- ルーレット
- マーチンゲール法の検証
賭け方の一種としてマーチンゲール法というのがあります。
これは配当が2倍のものに、負けたら倍々で賭けていき、最後に勝ったら収支がプラスになるという賭け方です。
$1から始めるとすれば、負けたら次は$2、また負けたら次は$4、$8、$16、・・・・・と賭けていきます。
6回目で勝つとすれば1+2+4+8+16+32=$63賭けて、最後に32×2=$64戻ってくるということで結局$1増えることになります。
負け続けても最後に勝てば、最初に賭けた$1増えるということになります。
理屈上ではベットが無限にできて無限の資金があれば増え続けることになります。
現実の問題としてはタネ(資金)が尽きる前に勝つことができるかということです。
例えば6回連続で負けたとすると-$63、7回連続で負けたとすると-$127、x回連続で負けたとすると-$(2x-1)という金額になります。
もし15回連続で負ければ-$32768(約-320万円)ととんでもない額になってしまいます。
16回目で勝ったとしても利益は$1だけです。
私などは17回連続で負けたら全財産が吹っ飛びます。
カジノ側から見れば、このような賭け方をする客はまずはカモとして捉えているそうです。
またオンラインカジノでは賭けれる上限というものがあります。
例えば昨日紹介したインターカジノのヨーロピアンルーレットでは最高額が$10000までとなっています。
つまり13回連続で負けてしまえば-$8191となり、次は最高ベット額を越えてしまうのでこの時点で負けとなります。
ヨーロピアンルーレットで赤か黒かに賭けた場合は13回も連続で負けるとは考えにくいですが、確率的には緑が無かったとして8192回回せば起こりえる事象です。
実際には緑があるためにもっと少ない回転数で起こり得ることになります。
しかもそれがいつ起こるか分かりません。
最初に起こるかもしれませんし、1000回目に起こるかもしれませんし、8192回目で起こるかもしれません。
私は以前この方法をベラジョンカジノで試みたことがりますが、結果は惨憺たるものでした。
途中までは勝っていたのですが、「全て赤か黒に賭けても同じだろう。」と考え途中から赤だけにしか賭けませんでした。
しかし上の画像の如く、黒、黒、黒、緑、黒、黒、黒、黒と続いて一日で5万円以上擂ってしまったことがあります。
こんなこともあるんだなと思い、その日からこの方法は試していません。
マーチンゲール法を試された方のサイトもいろいろと調べてみましたが、最終的には勝ってもやはり途中でハラハラした場面があったそうです。
中でも興味を引いたのがココの最後の人のコメントです。
以下引用します。
「私が試してみた場合ですが、100円スタートで20万回以上試行し、最高で連続15回負け、その時の賭金は300万円以上となりましたが、最終的な儲けは1千万円でした。もちろんこれ以上負けが続けば、賭金が数千万~数億円となるリスクもありますが、ある程度の額を賭け続けられる資金と時間があれば、ほぼ勝てる方法と言えるのではないでしょうか。」
やはり実際に試された方の意見というのは面白いものです。
賭け金は最高300万円以上になったけど最終的には1千万円の利益が出たというのはすこぶる興味をそそりました。
この方の勇気と行動力には敬意を払います。
それではこのマーチンゲール法に挑戦してみます。
挑戦するのはインターカジノのヨーロピアンルーレットです。
今残高が$128ですが、$100増やすことができるかどうか検証してみます。
前回試した時は全て赤に賭けてしまいましたが、今回は出た色と同じ色に賭けるという独自のルールにしてみます。
開始します。
$127から$138へ増えました。
これが最後のベットで$156に増えました。
黒○、黒○、黒○、赤●、赤○、赤○、赤○、黒●、黒○、赤●、赤○、黒●、赤●、赤○、黒●、黒○、赤●、赤○、赤○、黒●、黒○、赤●、赤○、黒●、黒○、黒●、赤●、赤○、黒●、赤●、赤○、赤○、黒●、赤●、赤○、黒●、赤●、黒●、赤●、緑●、赤○
こんな結果になりましたが、当初の$100を増やすという目標は捨てここで辞めました。
理由は最後に●が5回続き危機を感じ、このまま続けてるといつかは負けると思ったからです。
私の結論ではマーチンゲール法というのは確かに面白いですが、いいずれは負けてしまう賭け方だと思いました。
倍々で賭けるというのはリスクが大きすぎて長くやる賭けではないです。
問題はどこで辞めるるかがポイントになります。
この方法で1千万円も稼いだ人というのは、辞め時が良かったというのが私の持論です。