クレイジータイムの倍率と賭け方と実戦から得た統計
- 2022/05/16
- ゲームショー
カジノゲームにはマネーホイールゲームというものがあります。リアルカジノのホイールオブフォーチュンから派生したもので、マネーホイールの方がエンターテイメント性があり、オンラインゆえ大分還元率は高くなっています。ライブカジノのゲームショーに属し、バカラに匹敵するほど人気があります。マネーホイールの中にはいくつかのタイプがありますが、今回は中でも人気のあるクレイジータイムを実戦してみて、人気の理由に迫ってみたいと思います。
クレイジータイムとは
Evolution Gamingに入っており、トップゲームの中で常にNo1を誇って、バカラに匹敵するほどの人気があります。ホイールは54区画(セグメント)に分かれています。プレイヤーは好きなセグメントに賭けます。その後ディーラーがホイールを回すと、フラッパーがセグメントに止まる前にマルチプライヤーとそれを受けるセグメントが決定されます。
こんな感じです。この場合区画10の配当が×2となります。但しいつもマルチプライヤーが出てくるとも限りません。その後フラッパーが止まったセグメントが当たり配当を受けることになります。セグメントと支払い、理論上の還元率は以下の通りです。
セグメントの種類 | セグメントの個数 | 支払い | 賭け金範囲 | 理論上の還元率 |
1 | 21 | 1:1 | $0.1~1000 | 96.08% |
2 | 13 | 2:1 | $0.1~1000 | 95.95% |
5 | 7 | 5:1 | $0.1~750 | 95.78% |
10 | 4 | 10:1 | $0.1~500 | 95.73% |
パチンコ | 2 | 最高$500,000 | $0.1~125 | 94.33% |
キャッシュハント | 2 | $0.1~125 | 95.27% | |
コインフリップ | 4 | $0.1~250 | 95.70% | |
クレイジータイム | 1 | $0.1~100 | 94.41% |
※賭け金の範囲はベラジョンカジノで調べました。
※1ゲームの最高支払い額には上限があり$500,000です。
※還元率はボーナス(パチンコ、キャッシュハント、コインフリップ、クレイジータイム)の方が低いのが分かります。
ボーナスゲーム
このマネーホイールには4つのボーナスゲームがあります。パチンコ、キャッシュハント、コインフリップ、クレイジータイムです。
パチンコ
パチンコが当たると、ディーラーは右後ろのデジタルパチンコ台に行き、球を落とします。これが落ちた所が配当となります。DOUBLEに落ちますとそれが乗算されてもう一回球を落とします。パチンコの最高倍率は10,000倍です。
キャッシュハント
キャッシュハントが当たるとディーラーは左後ろのデジタルキャッシュハント台に行きます。
プレイヤーは大砲でどれかの絵柄を狙います。
絵柄の裏の数が配当となります。
コインフリップ
コインフリップはコインの赤、青にデジタルでランダムに配当が決められ、コインが投げられます。
そして出た色が配当となります。
クレイジータイム
このゲームのタイトルとなっているクレイジータイムはセグメントが1つしかなく、これが当たるとディーラーは赤の扉の向こうの部屋へ行きます。
部屋の中には高配当のホイールがあり、ディーラーはこれを回します。4つのボーナスの中で演出が一番派手です。プレイヤーは3つのフラッパーから一つを選ぶことになります。DOUBLEかTRIPLEに止まったら、それが乗算されてもう一回転させます。
見ていると$88,667(11,540,000円)も当てている人がいました。ドリームジャンボに匹敵します。クレイジータイムの最高倍率は20,000倍です。
実戦と結果
全てのセグメントに$0.1(1回転で計$0.8)賭けを100ゲームほどやてみました。
こんな感じの賭け方です。こんな賭け方で勝てるとは思っていませんが、理論上の還元率と実際の還元率はどれぐらい差があるのか確かめてみたかったのです。このディーラーはELAIZAさんといいます。肉付きのいい方でした。
こんな場面では、フラッパーを若干緩めたり、締めたり、裏で細工があるんじゃないのかと疑いましたが、100ゲームの結果からするとどうもそれは無さそうです。
2人目のディーラーはMERILINAさんです。赤い扉に入って行く姿がセクシーでした。
セグメント | 当たった回数 | 当たったマルチプライヤー | トータル収支 | 実戦の還元率 |
1 | 42 | ×3、×2、×2、×3、×2 | -$0.9 | 91% |
2 | 26 | ×3、×2、×2、×5、×2、×10 | +$1.4 | 114% |
5 | 12 | ×2 | -$2.3 | 77% |
10 | 8 | ×3 | +$0.8 | 108% |
パチンコ | 1 | ×7 | -$9.2 | 8% |
キャッシュハント | 4 | ×5、×50、×50、×10 | +$1.9 | 119% |
コインフリップ | 5 | ×12、×15、×15、×5、×7 | -$4.1 | 59% |
クレイジータイム | 2 | ×200、×100 | +$20.2 | 120.2% |
計 | 100 | 800回中25回 | +$7.8 | 109.75% |
トータル収支は+$7.8でした。オンラインカジノのゲームで、僅かながらと言えども+になったのは久しぶりです。
今回の実戦の考察とやっていて気付いたこと
100ゲームでは還元率は収束しないのが分かります。なぜなら当たる回数も少ないから、運の影響が大きいからです。マルチプライヤーもちょこちょこ当たる感じです。ボーナスにベットする方が投機性(ギャンブル性)が高いのが分かります。しかしこんないい加減な賭け方でトータル収支が+になったのには驚きました。クレイジータイムではダブルが2回立て続けにあたり×200の配当を得ました。これで一気に回収した感じです。
1ゲームは40~50秒ほどでサクサク進む感じです。全54区画なためボーナスも比較的よく当たり、マルチプライヤーも当たりやすいです。ペース、期待度が程よく、毎回ベットしているとクレイジータイムを期待するようになります。ディーラーのハイテンションさもこのゲームを盛り上げてくれます。
フラッパーがボーナスで止まりそうで止まらないというシチュエーションが何度も起こりますが、それがプレイヤーのベットをそそのかしているように感じられます。単調なカジノゲームから、ユーザーを飽きさせないように、よくひねり出されたゲームだと思います。これらがNo1の人気を誇る理由ではないかと思います。