バカラ攻略法を研究してみる
- 2013/11/15
- バカラ
カジノゲームで、最も高額な賭けが行われるのがバカラ(Baccarat)です。
バカラ baccarat は、イタリア語で 0 を意味します。
バカラは、1500 年頃のイタリアで生まれたという説が有力で、貴族の間の賭博として流行していたそうです。
その後フランスを始めとするヨーロッパで発展して、現在のルールとなったのは 19 世紀とされており、19, 20 世紀のギャンブルの中心はルーレットとバカラでした。
20 世紀後半にアメリカのカジノで採用され、大金を賭けるハイ・ローラーの間で人気となったため、多くのカジノではVIP待遇でもてなす、バカラ専用の部屋も用意されました。
ルーレットがカジノの女王(Queen)なら、バカラはカジノの王様(King)と言われています。
バカラのルールは架空のプレイヤーとバンカーが対戦し、ユーザーはどちらが勝つか、或いは引き分けるかに賭けるゲームです。
プレイヤー勝ち、バンカー勝ち、引き分けの三択しかなく、後は自動的にゲームが進行するためユーザーはルールを知らなくてもできます。
ではバカラのルールを説明します。
最初にユーザーはプレーヤーかバンカーか引き分けかにチップを置きます。(サイドベットもありますが、ここでは省略します。)
ディールするとプレイヤーとバンカーに2枚ずつカードが配られます。
カードはジョーカーを除く52枚を1デッキとして使用しますが、ワイルドジャングルカジノでは6デッキ仕様になっています。
Aは1、2~9はそのままの数字、T、J、Q、Kは0扱いとなります。
それぞれ2枚のカードを足した合計数に応じて、それぞれが3枚目のカードを引くかどうか決めます。
尚、合計数が2桁になってしまった場合は1の位を評価の対象とします。(2、Kなら2)
最終的にカードの合計数の1の位が9に近い方が勝ちとなります。
2枚の合計が8か9になった場合をナチュラルといい、どちらか或いは両方がナチュラルになった場合は3枚目のカードは引きません。(数の大きい方が勝ち。どちらも8だった場合と、どちらも9だった場合は引き分け。)
双方が6か7になった場合も、3枚目のカードは引かずにゲームは終了します。(どちらかが6でどちらかが7だった場合は7の勝ち。どちらも6だった場合と、どちらも7だった場合は引き分け。)
上述に該当しないで、プレイヤーが5以下ならプレイヤーに3枚目のカードが配られます。
プレイヤーの3枚目のカードの値に応じて、バンカーが3枚目を引くかどうかを決定します。
この場合は2枚のカードを配られた時点で、プレイヤーは0、バンカーは1より、プレイヤーに3枚目のカードが配られます。
プレイヤーの3枚目のカードが5、バンカー1より、上表によってバンカーに3枚目のカードが配られます。
勝負はプレイヤーが5、バンカーが3よりプレイヤーの勝ちとなりました。
配当はプレイヤーに賭けて勝った場合は1倍の配当、バンカーに賭けて勝った場合は0.95倍の配当、引き分けに賭けて引き分けた場合は8倍の配当となります。
バンカーの0.95倍の配当というのが、残り0.05倍の分($100賭けて勝って$95の配当を得たら$5分)が胴元の取り分となります。
胴元の取り分はコミッションとも言われていますが、これから推測しても分る通り、プレイヤーとバンカーではバンカーの方が有利です。
コミッションを差し引いても僅かにバンカーの方が有利と言われています。
実際にはオンラインカジノ側が対戦相手も胴元も兼ねますので、長くやればやるほどユーザーは損する計算になります。
しかしユーザーにも利点がありますが、それは賭け金を調節することができる権利、いつでも止められる権利があることです。
これを生かして、流れを読んでベットすることになります。
バカラはブラックジャックに少し似ているところがありますが、カードが偏ってもあまり確率は変わらず、カードカウンティングはブラックジャックほど有効ではありません。
私自身も試してみましたが、バカラはほとんど運ゲーだと思いました。
バカラに必勝法はありません。
バカラで稼ぎたいなら、流れに偏りが生じた時大きく賭けて、コミッションが影響されないくらいの短期間で決着を着けるのが正しいと思います。
先程も書きましたが、こういうゲームは長引けば長引く程、コミッションにいよる影響が大きく出ますのでユーザーにとって不利となります。
バカラ賭博は、浜田幸一氏が議員辞職、狛江市長が30億円も借金、ビートキヨンが書類送検、梅宮アンナの前夫が逮捕、テレビ朝日職員が逮捕、南麻布の闇カジノが摘発とあまりいいイメージはありません。
しかしこれだけハイローラーに人気がある、カジノの王様と言われたバカラを一度は試してみて下さい。