オンラインカジノの違法性と逮捕

ここではオンラインカジノの違法性について、これまでの事例から考えてみようと思います。

 

NetBanq運営者逮捕の件

2016年2月16日、千葉県警サイバー犯罪対策課はオンラインカジノ決済代行会社であるNetBanqの運営者椎原宰(つかさ)容疑者(53)を主犯格とし、常習賭博容疑で逮捕送検しました。椎原容疑者はフィリッピン在住ですが、14日帰国したところ逮捕されました。他にも埼玉に住む通信会社役員益田伸二(50)、自称会社員島田賢一(43)を同容疑で逮捕しました。同課は主犯格を24時間中監視しており、6人による組織的犯行と見ていました。

NetBanqはジパングカジノ系列の決済サービスで、椎原容疑者を主犯格とするグループは他にもZ-Banq、VIP-Banqを運営していました。容疑者は全国の客約1600人を周旋して、23億2800万円を賭けさせ、約10億4400万円もの収益を上げていたと見られています。無店舗型カジノに関して賭博罪を適用したのは全国初となります。

同課は別の犯罪容疑で逮捕した男がこの件にも絡んでいたことから、益田容疑者を割り出したようです。益田容疑者等は事実を認めるも、決済代行をやっていただけで賭博にはあたらないと容疑を否認しています。顧客リストを手に入れた千葉県警は2016年~2017年まで、NetBanqを利用していた人数名にも家宅捜査をしました。

同課は資金の入出路からNetBanqを胴元と考え、顧客を必要的共犯の関係で両者を摘発できると踏んだようです。実際何人かのプレイヤーは書類送検され、略式起訴となりました。略式起訴とは軽犯罪の場合それを認め、10万~20万円の罰金を支払う代りに起訴されないというもので、要は無罪で前科も付きません。それを受け入れるものもいましたが、それすら不服とする人もおり、裁判で戦う姿勢を見せました。そして2017年新年早々不起訴を勝ち取りました。その時弁護を担当した麻雀プロでもある津田弁護士は、同じ賭博罪でも単純賭博罪と賭博場開張図利罪は軽重に差がありすぎて、前者は撤廃するべきであると主張しています。尚三容疑者がその後どうなったのかは情報がありません。

 

必要的共犯(対向犯)という考え方

以前よりオンラインカジノの違法性に関して、運営している胴元が海外にサーバーを置き、正当にライセンスを所持して合法的に運営しているため、当然日本の警部が逮捕できる立場にあるわけではないのに、それを利用している日本人を逮捕できるのかという問題がありました。賭博罪はそもそも賭博を開帳している胴元とそれを利用する客のセットでないと成り立たないのは言うまでもありません。一人で賭けはできませんからね。片側だけ逮捕というわけにもいかないのです。これを必要的共犯(対向犯)と言います。

津田弁護士の言うように賭博場開張図利罪は重罪であるが、単純賭博罪はそれに付随的なもので、胴元の検挙が目的にすぎないのです。それなのに賭博場開張図利罪である胴元が逮捕されないのに、その客が単純賭博罪で逮捕されるのも枝葉末梢な感じです。

 

スマートライブカジノの日本人ユーザー逮捕の件

2016年3月10日、スマートライブカジノ日本人プレイヤー3人が単純賭博容疑で京都府警に逮捕されるという事件がありました。日本での無店舗型のカジノでの逮捕は初となります。

当時スマートライブカジノとは、日本人ディーラーが出てきたり、出てくる時間帯を日本時間の夜~深夜に設定したりと、日本人を明確にターゲットにしたかなり思い切ったオンラインカジノでした。府警はこれを事実上日本人向けに提供したカジノと判断したわけです。

それまでは(今もそうですが)、ネットカジノは法の目を潜り抜けたオンラインギャンブルで、知る人ぞ知る人のみがひっそりとPCで楽しむのが普通でした。オンラインカジノも海外で運営されており、勿論日本がギャンブル禁止国なのは承知の上で、慎ましく入ってきた感じでした。オンラインカジノもユーザーも、決して表立って目立って活動しようとは思っていなかったのです。

しかしオンラインカジノが増えるに従って客の奪い合いが激化し、スマートライブカジノのような日本の法に対して挑発的なカジノが出てきてしまったのです。私も出てきた当初は「ここまでやるか。」「これはやばいんじゃないの。」という印象を受けました。

普通ライブゲームのディーラーは外国人で日本語はしゃべれません。チャットはできますが英語です。しかしディーラーが日本人女性となればその障壁は無くなり、当然日本人ユーザーは増えていきます。しかもチャットはユーザー間でもできてしまう環境でした。

そこに目を付けた府警が潜伏して、チャットで相手からいろいろ聞きだし、ツイッターや個人情報を特定し、クレジットカードの使用履歴と確認して逮捕に至ったというわけです。オンラインカジノ内でこのような環境を提供するのもどうかと思いますが、しゃべる方もしゃべる方だと思いました。先にも書きましたようにネットカジノはひっそりとやりものなのに、堂々と個人情報を特定されてしまうようなことを、どこの誰かも分からない人にチャットで話してしまうのですからね。また3人は自身のブログで、IDやプレイ履歴の公開など全てが公開状態であったためそれも証拠として残ってしまったそうです。

こうして埼玉県越谷市の制御回路製作会社経営関根健司(65)、大阪府吹田市の無職西田一秋(36)、埼玉県東松山市のグラフィックデザイナー中島悠貴(31)の3容疑者を逮捕するに至ったわけです。

刑法第185条:賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

3人はその後略式起訴となりました。

 

ドリームカジノの運営者逮捕の件

2016年6月10日、京都府警は大阪市中央区本町橋の会社役員ら実質運営者5人を逮捕したと発表がありました。無店舗型のカジノ運営者が逮捕されるのは国内初となります。容疑者等は共謀して大阪市天王寺区に事務所を設け、オンラインカジノのドリームカジノを運営し、2013.12~2016.3まで不特定多数の客を集め、お金を賭けて遊ばせたとしています。会員数は約9500人、賭け金の総額は約19億2600万円に上がります。

ドリームカジノはキュラソーライセンスを受けていることがサイト内に記載され、キュラソー島で運営されているはずですが、サポートは日本語のみで行われていたことから国内で運営されていると判断したそうです。

私もこのカジノは知っていましたが、当初から妙に日本人慣れして、明らかに日本市場を狙って立ち上げられたカジノだろうと思っていました。恐らくライセンスは本物だろうと思いますが、よく取れたなと思いました。キュラソーで住所を持ってライセンスを取ったのだとは思いますが、それを海外に持ち出して運営されるのでは発行元のキュラソーにも問題があると思いました。しっかり監査していなかったのですからね。

6月30日には京都地検は内2人を常習賭博罪で、内2人を常習賭博幇助罪で起訴し、内一人は起訴猶予にしました。起訴状によりますと役員等は海外に設置されたサーバー上のドリームカジノを大阪市天王寺区で運営し、客にポーカーやルーレット等をやらせたということです。

9月14日、京都地裁で3人に判決があり役員に懲役3年(執行猶予4年)、750万円の没収、他2人に懲役1年6ヶ月(執行猶予3年)を言い渡しました。

形式的にサーバーが海外にあるとは言え、実質的に国内でオンラインカジノを運営するのはやはり違法でした。むしろ何で賭博開帳罪で無く、常習賭博罪なのか不思議なところです。

その後ドリームカジノは閉鎖されましたが、1年以上経ってユーザーにはカリビアンカジノを経由して残高の分を支払ったそうです。

 

自宅でプレイするオンラインカジノにおける政府の見解

2013年衆議院の質問答弁にて、自宅でプレイするオンラインカジノでも違法なのではないかという質問がなされました。以下質問と回答です。

賭博罪及び富くじ罪に関する質問主意書の一部:国内の自宅からインターネットを通じて海外のカジノに参加する場合であっても刑法第185条の賭博罪に該当するという理解でよいか。

政府の回答:犯罪の成否については捜査機関が収集した証拠に基づいて個々に判断するべき事柄であることから、政府としてお答えすることは差し控えるが、一般論としては賭博行為の一部が日本で行われた場合、刑法第185条の賭博罪が成立するものと考えれれる。

要は政府でもはっきり分からないが、証拠次第では賭博罪は成立するという解釈でいいかと思います。

 

まとめ

2016年はオンラインカジノ業界にとっては震撼となる年でした。私としては、個人で遊技で小額を賭けて自宅で慎ましく遊ぶ分には全然問題ないと思うのですが、日本は今までの文化からどうもギャンブルに対しては厳しいようです。大人の遊びですから多少お金を賭けてそこにスリルを求めるのも、一時の娯楽に供する物と見なしていいような気もするのですが何か目くじらを立てる感じですよね。正直全く賭け事のない文化って古今東西無かったと思いませんか。もしあったとしたら寧ろ気持ち悪いくらいです。

国内でオンラインカジノを運営するというのはさすがに拙いですが、不起訴という結果から考えてもオンラインカジノユーザーを現状の法律で罰するのは難しいみたいです。恐らく自宅でこっそり楽しむ分には問題ないと思いますが、グレーゾーンですので大きく勝った画像をブログに載せたり、SNS等で個人が特定されるような行為はしない方がいいです。

オンラインカジノは政府でも白黒はっきりしないようなグレーゾーンですので個人でやられる方は自己責任にてお願いします。

ベラジョンカジノ登録だけで$30プレゼント

記事編集日 2023.4.13


登録だけで$30分のフリースピン(ゴールデンチケットのスピンバリュー$0.2×150回転分)が進呈されます。

2020.10.1よりご褒美報酬プログラムが新しくなりました。


過去15日以内にベラジョンで$10以上の入金を行った方に、毎日$0~5までボーナス抽選を受ける権利が与えられます。

 

ベラジョンカジノとは

ベラジョンカジノとは2009年より運営されているオンラインカジノで、スマホが日本で普及してきたと同時に、スマホ対応かつクレジットカード入金可という他のオンラインカジノにはない利便性を掲げて日本に入ってきました。この効果は著しく、あっという間に他のオンラインカジノを席巻して日本一の座に着くのに3年も掛かりませんでした。その後も他のオンラインカジノの追随を許さず今日に至っています。

ベラジョンカジの登記住所はマルタでマルタ政府によるライセンスを取得し運営を許可されています。Evolution GamingやNetEntと言った有名所の配信会社は全て入っており、ライブゲームからテーブルゲーム、ビデオスロットに至るまで様々なゲームを楽しめます。

私もベラジョンカジノでは随分楽しんでいますが、初期の頃よりブラウザー対応でソフトウェアを立ち上げる必要が無く、始めるのが楽なのです。また集めたコインをショップでフリースピンやキャッシュに換えたりすることができるのも魅力です。レベルやバッジというものもあり、一度到達したレベルは永久に下がることが無いのも素晴らしいところです。その他のプロモーションもあります。

サポートも日本語対応で、分からないことはすぐにチャットで解決できます。ここはまた特別に新規ユーザー対象に登録ボーナスを頂け、入金しなくても$30分を無料でプレイできます。ボーナス、プロモーションは髄一ですので、オンラインカジノで遊ぶならここを利用しない手はありません。

 

登録

今すぐ登録しよう!をクリックしますと下記のフォームがでますのでメールアドレスとパスワードを入力するだけです。両方共ログインの際に必要となります。

 

入出金

ベラジョンカジノへの入出金手段には以下のものがあります。

 

入金手段 入金額 入金額手数料 反映時間 確認
クレジットカード $12~$5000 2.25% 即時反映 ○ 2012.12.7
マスターカード $10~$2500 2.25% 即時反映
エコペイズ  $10~$20000 無料 即時反映 ○ 2016.10.10
ポイントカップ  $10~$20000 無料 即時反映
アイウォレット $10~$10000 無料 即時反映 ○ 2018.3.16
ヴィーナスポイント $10~$10000 無料 即時反映 ○ 2018.3.22

クレジットカード入金の場合$12入金しますと$0.27、$5000入金しますと$5の手数料が取られます。

マスターカード入金の場合$10入金しますと$0.23、$2500入金しますと$5の手数料が取られます。

 

出金手段 出金額 出金額手数料 反映時間 確認
銀行送金 $10~$25000 無料
エコペイズ  $6~$20000 無料~$5 24時間以内 ○ 2016.10.11
アイウォレット $6~$25000 無料~$5 24時間以内 ○ 2018.3.17
ヴィーナスポイント $6~$1000 無料~$5 24時間以内 ○ 2018.3.23

エコペイズ、アイウォレット、ヴィーナスポイントで出金する場合、$50以上の場合は手数料無料ですが、$50以下ですと$5掛ります。

 

ボーナスと条件

ベラジョンカジので貰えるボーナスは他のオンラインカジノに比べても随分破格で、出金条件も緩いです。ベラジョンカジノはキャンペーンに力を入れており、新規ユーザーを獲得しようと、どこよりも力を入れているのでこのようになっているのです。ここではそれぞれのボーナスと出金条件を説明します。

 

入金不要登録ボーナス

ベラジョンカジノへ登録し、アカウントを作成してサポートへ「新規ユーザーですのでボーナスのフリースピンをください。」と申請するだけで貰えます。このフリースピンはゴールデンチケットで使え、スピンバリュー$0.2×150回転分で、計$30相当となります。引き出し条件を満たしますと出金が可能ですが、限度額は$300までとなります。ボーナス有効期間は入金しないで必ずボーナス分を消費してからにして下さい。

 

初回入金ボーナス

登録後に初回入金しますと、$500を上限に入金額の100%ボーナスが貰えます。($200を入金した場合は$200のボーナス、$500を入金した場合は$500のボーナス、$600を入金した場合は$500のボーナス。)これは自動的に反映します。

 

セカンド入金ボーナス

初回入金とボーナスを使い果たしますとキャンペーンメールが届くと思いますが、2回目の入金をしますと$250を上限に入金額の50%ボーナスが貰えます。($200を入金した場合は$100のボーナス、$500を入金した場合は$250のボーナス、$600を入金した場合は$250のボーナス。)

 

サード入金ボーナス

セカンド入金とボーナスを使い果たした後、3回目の入金をしますと、$200を上限に入金額の100%ボーナスが貰えます。更に10日間連続でログインする度にスピンクレジット$5が毎日貰えます。

このフリースピンボーナスは勝利金だけがボーナスとして反映されます。

 

その他のボーナス

その他にもプロモーションで様々なボーナスを貰うことができます。

 

ボーナスの賭け金&引き出し条件

上記いずれのボーナスも一人一回限りで、賭け金条件はボーナス額の20倍となります。例えば入金不要登録ボーナスでしたら$30×20=$600分賭ける必要があるということです。また一回の賭け金にも条件があり、スロットの場合は$6.24以内、テーブルゲームの場合は$24以内で、この金額を超えてしまいますとボーナスと勝利金は無効になってしまいますので注意して下さい。ボーナス有効期限はいずれも貰ってから30日で、30日以内に条件20倍をクリアしないと無効になってしまいます。この条件を満たしますと出金することができます。余談ですが私が始めて登録した時は、(入金額+ボーナス額)×20倍でした。

またボーナスカウント率もゲームによって異なってきます。

ゲームの種類 カウント率
スロット、インスタントゲーム 100%
ルーレット、バカラ、プントバンコ、ビデオポーカー、 カリビアンポーカー、テキサスホールデム 15%
ブラックジャック、 ポンツーン、ライブカジノ 10%

 

重要

ベラジョンカジノではボーナスはキャッシュとは別々に表示される仕様になっています。

 

ボーナスは貰う度に、このように消費バロメーター、残りの期日が表示されます。

ここで注意しなければならないのは、キャッシュがある時はキャッシュが優先的に消費されていくということです。そしてキャシュが消費されている時はボーナス条件の適用になりません。またキャッシュを引き出してしまうとボーナスは0になってしまいます。よってボーナスとはあくまでキャッシュが無くなった時のセカンドチャンスと考えて下さい。

これは重要ですが、ボーナスはキャッシュが無くなってから貰うといいです。これですと出金条件をクリアすればそのまま引き出すことができます。またボーナスも一つずつ貰う方が有効期限が重複しないのでいいです。ここら辺は試してみて下さい。色々使い勝ってが分かってきます。

 

キャンペーン

ベラジョンカジノではトーナメントというものが毎日開催されていますが、これはある一定期間を区切りに、対象のゲームでのプレイを競うものです。回数を競うものと、勝ち金を競うものがあり、上位者には指定の金額が割り振られることになります。日本人限定のものもあります。

その他にもゴールデンウィークやハロウィン、クリスマス等イベントがありますと、それに合わせたミッション型のフリースピンを獲得イベント等があります。

プロモーション 内容 おすすめ度
コイン割り増しキャンペーン スロットのWild Chapoでコイン割り増しキャンペーンをしてます。 ◎(スロット専用)
ベラジョンウィーク(VW!) 負けた方へのキャッシュバック、入金して1倍賭けた方への$5スピンクレジット等を開催しています。
ベラ活トーナメント スロット、ライブカジノでトーナメントを開催しています。 ◎(ヘビーユーザー)
デイリーキャシュ 過去15日以内にベラジョンで$10以上の入金をした方へ毎日ログインする毎にボーナスキャッシュの抽選を受けれます。
Rise of Samurai Megawaysの独占先行リリース Pragmatic Playの新作、侍スロットのMegaways版が独占先行リリースでできます。

詳しくは開催中のプロモーションを見て下さい。2021.5.1現在

 

日本人限定トーナメント

日本人を対象にしたトーナメントです。1週間毎を区切りとし、それぞれ上位者に賞金が割り振られます。

例)2019.8.5 18:00~2019.8.12 18:00(日本時間) では、カジノパリスのブラックジャック、バカラ、ルーレットで最低$1賭けを対象に、賭けラウンド数の最も多い15人に$3000が分配されるというものでした。これは勝ちポイントではないので、ひたすら回数をこなしたもの勝ちということになります。

 

これは途中経過ですが、いつでも上位者のスコアを見ることができます。

 

スロット王者決定戦

これもある一定期間を区切りに毎日開催されているトーナメントです。

例)2019.8.2 18:00~2019.8.7 17:59(日本時間) では、上のスロットを対象に賭けポイントを競い、上位40名に$4000が割り振られるというものでした。1スピンの最低賭け金は$0.2で、€1賭ける毎に1ポイント獲得できます。これも勝ちポイントではないので、ひたすら回した者勝ちということになります。

 

スコアボードを見ますとこれまた日本人だらけです。ベラジョンカジノ利用者には如何に日本人ユーザーが多いかが分かるかと思います。

 

ステータス

レベル

ベラジョンカジノにはレベルというものがあり、これはコインを集めると上がっていきます。尚レベルは永久に下がることがないのがいいところです。

 

2020.10.1よりご褒美プログラムが新しくなりました。

レベルは7段階となりました。

 

プレイすることによってゲージが満たされていき、満タンになると次のレベルへ上がります。還元率の低いゲームほど溜まるのが早いです。レベルの保有期間もあり、レベル1~4までが一ヵ月間、レベル5~7までが二カ月間保有できます。つまり前のように永久にレベルを保持できなくなり、プレイしなければまた最初からになってしまうというわけです。これは残念ですね。

プレイするにしたがってコインが増えていきますが、ショップで購入する際には制限があり、レベルが上がるにしたがってその制限が解除されるという仕組みです。

ご褒美プログラムは完全コンプ制になってしまったという感じです。

 

バッジ

バッジは全部で9つあり、レベルが上がると獲得できます。

最初はビジターから始まり、今はディーラーです。レベルが18になるとフロア・スーパーバイザーが解除されるみたいです。そしてこのバッジがアバターになります。

2020.10よりご褒美プログラムが新しくなりこのバッジも無くなりました。

 

達成記録

ベラジョンカジノには27項目の達成記録とうものがあり、それぞれ達成するとカウントされていきます。

達成項目はこんな感じで、決して無理のない内容ばかりです。達成した日付けやあとどれぐらいで達成できるかが分かります。

2020.10よりこの達成記録も無くなってしまいました。

 

トロフィー

トーナメントに参加することでトロフィーを獲得できますが、私は対象外の好きなスロットばかりやってしまうので、まだ獲得はありません。

 

コイン

ベラジョンカジノにはキャッシュやボーナスの他にコインというものがあります。このコインは以下の方法で貯めることができて、獲得すればレベルが上がります。また使うこともできて、ショップでキャッシュやフリースピンに換えることもできます。

1回限定
方法 獲得できるコイン
アカウント登録 5コイン
ニックネーム変更 25コイン
1回目の入金 50コイン
2回目の入金 25コイン
3回目の入金 50コイン

 

継続
方法 獲得できるコイン 24時間の獲得回数 30日間の獲得回数
ログイン 10コイン 1回 31回
ゲームを評価 5コイン 2回 10回
キャッシュでプレイ 1コイン 30回 800回
始めてのゲームをキャッシュでプレイ 10コイン 5回 10回
入金Sサイズ($10~49) 10コイン 3回 30回
入金Mサイズ($50~199) 100コイン 10回 30回
入金Lサイズ($200~) 300コイン 16回 66回

毎日ログインするだけでも10コイン獲得できますので、ゲームはしなくても必ず毎日ログインして下さい。後はやったゲームを必ず評価して下さい。

2020.10よりコインはプレイすることでしか入手できないようになりました。

 

ショップ

ベラジョンカジノにはショップというものがあり、コインを使って好きなアイテムを購入することができます。アイテムには、スーパースピン、スピンクレジット、フリースピン、入金ボーナスやキャッシュ等があります。

あるレベルに達しないと購入できないものもあります。フリースピン、スーパースピン、スピンクレジットの有効期限は購入後48時間、入金ボーナスの有効期限は購入後30日間となります。コインを使ってもレベルが下がるということはありませんから安心して使って下さい。

尚先にも書きましたようにフリースピン、スーパースピン、スピンクレジットは、得た勝利金がボーナスとして反映されるため、購入の際には一旦資金を引き出してから購入することをおすすめします。以前Super Heroesでボーナス消化に挑戦して成功し、$77を引き出したことがありますのでその記事も参考にしてみて下さい。

 

2020.10より購入アイテムが一掃されました。

 

ライブゲーム

これがライブカジノのトップページで、各ゲーム毎に表示されていますが、同じ配信会社ならロビーで他のゲームに通じています。Evolution Gamingが提供するカジノパリス、HoGamingが提供するカジノシンガポール、NetEntが提供するカジノコスモポリタンの3社が配信会社として入っています。2019.8.8現在、Evolution Gamingのゲームの種類がかなり増えてきた感じです。

 

ライブカジノ 配信会社 バカラ ブラックジャック ルーレット シックボー ホールデム その他 スマホ おすすめ度
カジノパリス Evolution Gaming 5
カジノシンガポール HoGaming 4
カジノコスモポリタン NetEnt 4

 

 

スロット

ビデオスロットにはNetEnt、Play’n GO、Yggdrasil、Quick Fire(Micrigaming)、QUICK SPINを始め様々な配信会社が入っています。

このように配信会社毎にフィルタリングを掛けることができます。

 

私はJack and the BeanstalkとGolden Ticketが割りと好きでよく遊んでいます。最初の頃は収支を付けていたのですが、途中で面倒臭くなってしまいました。今は気軽に遊んでいますが、総額では結構飲まれています(笑)

 

テーブルゲーム

テーブルゲームはNetEnt、Evolution Gaming、Play’n GO、Betsoft、Oryx Gaming、Red Tigerが入っています。

 

スマホ

ベラジョンカジノはスマホでプレイすることも可能です。PCと同じアカウントでログインすることが可能です。非常に味気無くシンプルな作りですが、ゲーム検索で目的のゲームを見つけ易く、見やすくてなるほどなっという感じがします。画面のサイズに合った作りをするとこれが一番なのかもしれません。

 

ヘルプ

分からないことや不都合なことがあれば、いつでもチャットで答えてくれます。オンラインサポートは完璧です。急ぐことでなければメールでもOKです。

 

Q&A

ベラジョンカジノをプレイして逮捕されないか

以前スマートライブカジノをプレイした日本人ユーザーが逮捕された事例があります。しかしこれは結局無罪になりました。これは個人情報がチャットを通して分かってしまったからですが、ベラジョンカジノはユーザーは匿名で個人情報が漏れるということはありませんので安心してプレイできます。ベラジョンカジノをプレイして逮捕されたという人は2019.8.10時点では未だいません。

ベラジョンカジノは勝てないか

どのオンラインカジノも基本は勝てません。なぜなら控除率というものがあり、どのゲームも僅かながらオンラインカジノ側が有利にできているからです。しかしベラジョンカジノはボーナスや条件、プロモーションがいいので、他のオンラインカジノよりかは勝ちやすいのは確かです。実際私もノールスクで勝って引き出したことがあります。

 

感想

ボーナス条件がどのオンラインカジノよりも良くとても遊び易いカジノです。以前にコインを使ってボーナスを獲得し、ボーナス条件をクリアしてノーリスクで$77を引き出したことがあります。

またクレジットカード入金が常にできるところがいいです。クレッジットカード会社はギャンブルサイトへの入金を拒む節があるため、よくクレジットカード入金が可能なオンラインカジノでも拒まれることがあるのですが、ベラジョンカジノはどういうわけか常にできて失敗した試しがありません。恐らく同じ系列で別の商標で登録しているのだと思います。

入出金手段が多く、完全日本語対応、スマホ対応、ライブディーラー、ビデオスロット、テーブルゲームとどこを取っても隙がありません。入金不要登録ボーナスも$30と破格で、日本人ユーザーが多いのも頷ける、No1オンラインカジノだと思います。

ここは絶対登録して遊んでみる価値があると思います。

 

追記

2020.10.1以降あまりにもサービスが良すぎたためか、ご褒美報酬プログラムが新しくなって、レベルやコインが増えにくくなってしまいました。

 

カジノホールデムのルールと実戦から基本戦略を作る

カジノホールデムとは2000年にステファン・オーヤング(Stephen Au-Yeung)が作ったゲームです。歴史的には浅いですが、アクションがシンプルであるということ、控除率が自然確率に則っておりカジノゲームにマッチした低さであるということ、そしてポーカーのテキサスホールデム上のルールであるということで、よくできたゲームであると認められ、世界中のカジノで取り入れられるようになってきました。ここではそのルールと性質、基本戦略を紹介してみたいと思います。

 

 

カジノホールデムのルール

1デッキ使用(ジョーカーを除く52枚)で、基本的にはディーラー(カジノ側)とプレイヤーの勝負になります。客同士で対戦するポーカーとは違います。プレイヤーがアンティ(参加料)を払うとプレイヤーに表向きに2枚、ディーラーに裏向きに2枚、コミュニティーに表向きに3枚のカードが配られます。ここで勝負するかどうかを決め、勝負するならアンティの倍額をコールしなければなりません。フォールドすればアンティは取られます。アクション(選択の余地)はここだけです。

 

コールするとこのように倍額更に追加することになります。するとコミュニティーに残りの2枚のカードが表向きに配られ、ディーラーの2枚のカードが表に返され勝負ということになります。

 

それぞれ手札2枚と5枚のコミュニティーから最強の役になる3枚を選び、計5枚のカードで役の高さを競うことになります。この時ディーラーには制限があり、4のペア以上の役がない場合は失格(ノークオリファイ)となってプレイヤーの勝ちとなります。コールとアンティの分は戻され、プレイヤーの役に応じてアンティの配当を受けることになります。ディーラーがクオリファイの場合は、プレイヤーが勝てば、コール分の配当と役に応じたアンティの配当を受けることになります。(勿論コールとアンティの分は戻ってきます。)ディーラーが勝ちならばコールとアンティは没収ということになります。

上の場合はディーラーがストレート、プレイヤーがノーペアですのでディーラーの勝ちとなりました。

プレイヤー勝ちの時のアンティの配当
配当
ロイヤルフラッシュ 1:100
ストレートフラッシュ 1:20
フォーカード 1:10
フルハウス 1:3
フラッシュ 1:2
ストレート以下 1:1

 

例1) ノークオリファイ1

ディーラーにペアができず、無条件でプレイヤーの勝ちとなりました。アンティ$1とコール$2の分は戻ってきて、役はハイカードですのでアンティの配当$1を受け取ることになります。合計$3ベットで、$4のリターンで、$1勝ちということになります。

 

例2) ノークオリファイ2

ディーラーが3のワンペア、プレイヤーはツーペアで勝ちですが、ディーラーはノークオリファイですので、アンティの配当のみで、合計$3ベットで、$4のリターンで、$1勝ちということになります。

 

例3) キッカー勝ち

役は同じTのペアで、ファーストキッカーAも同じですが、セカンドキッカーの差(プレイヤーQ、ディラーJ)でプレイヤーの勝ちとなりました。ディーラーはクオリファイですので、プレイヤーはコールとアンティの配当を受け、合計$3のベットで$6のリターンで、$3の勝ちということになります。

 

例4) プッシュ

同じツーペアでキッカーも同じですので、賭けた分はそのまま戻ってきました。

 

例5) フラッシュ

ディーラーはツーペア、プレイヤーはフラッシュで勝ちです。コール分の同額配当とアンティの2倍の配当(フラッシュだから)を受け取ることとなり、合計$3のベットで$7のリターンで、$4の勝ちということになります。

 

サイドベット

AABONUSというのがサイドベットになりますが、これは単体では賭けることができず、アンティを置いたもののみが発生する権利となります。手札2枚と最初のコミュニティーカード3枚で、Aのワンペア以上できれば配当となります。

AABONUSの配当
配当
フラッシュ以上 1:25
Aのペア~ストレート 1:7

 

基本戦略に基づいた還元率

NetEntのCasino Hold ‘emによりますと、メインゲームは98.7%、サイドベットは89.6%とあります。カジノホールデムの基本戦略といったものがどういうものなのかは分かりませんが、それによりますとメインゲームでは、100%を少し割った98.7%みたいです。どんなに理想的な戦略でも99.18%を越えることはないとあります。ここら辺がよくできたところで100%を越えてしまってはカジノ側の利益が出ませんので、ほぼイーブンでややカジノ側が有利といったところがカジノゲームに則したところなのです。テキサスホールデム上のルールでこのような数字になるのですから、美しいとは思いませんか。尚サイドベットは配当は高いものの、最初の5枚のカードのみでAのワンペア以上を作るというのがハードルが高く還元率はよくありません。

 

ゲームの特徴と性質

プレイヤーとディーラーで何も条件がなく、ただカードをディールするだけで勝負をするなら勝率は互角になりカジノに利益は出ません。それではこのカジノホールデムといったゲームが、どの辺にカジノの有利差があるのかを考えてみます。

まずこのゲームで特徴的なのが、ディーラーは4のペア以上でないと失格(ノークオリファイ)になるとありますが、これはどれくらいの確率で起こるのでしょうか。調べてみましたところ、24.15%もありました。これはほぼ4回に1回はプレイヤーが無条件で勝ててしまうことを意味します。一見プレイヤーにすごく有利なように見えますが、この時はコール分の配当はついてこないのです。ここがミソで実はプレイヤーが損しているところなのです。

先程の例2)でディーラー3♥3♦A♣K♣J♦、プレイヤー5♦5♥3♦3♥A♣、の場合ノークオリファイとなって、プレイヤー勝ちでもアンティの配当のみで、合計$3ベットで、$4のリターンで、$1勝ちとなります。しかしこれが逆のケースで、ディーラー5♦5♥3♦3♥A♣、プレイヤー3♥3♦A♣K♣J♦ですと、プレイヤーの負けで合計$3分消失してしまいます。同じ確率で起こるはずなのにプレイヤーが勝った時の配当がアンティのみなので、長期的にはプレイヤーが損してしまうのが分かります。

ただそれですとあまりにもプレイヤーに不利ですので、役の配当を上げることで還元率を理想的な98.7%にも上げているのです。

 

実戦

このゲームのプレイヤーの選択肢はフロップ時のコールかフォールドしかありません。ディーラーのノークオリファイが24.15%もあるため、ほとんどはコールする方が良さそうです。まずは30ハンドほど(本当は100ハンド以上の方がいいが大変なので)プレイしてみて全てでコールするとどうなるかを見てみます。アンティは全て$1とします。

全てコールした100ハンドの結果
プレイヤーハンド ディーラーハンド コミュニティーカード クオリファイ有無 結果と配当もしくは損失
例1 7♦4♦ Q♣6♠ A♦J♦6♥ 5♥3♦ フラッシュ対6のペアでプレイヤーの勝ち配当$4
例2 5♠8♠ 9♣7♣ A♣T♦7♥ 3♥2♣ Aのハイカード対7のペアでディーラーの勝ち損失$3
例3 3♦7♦ 8♥9♣ 7♥7♠Q♥ T♥4♦ スリーカード対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例4 J♠A♥ T♦5♠ J♣8♥7♦ 5♣4♣ Jのペア対5のペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例5 2♥5♠ 8♣7♥ Q♥Q♠T♣ 6♥3♣ 互いにQのペアだけどセカンドキッカー6対8でディーラーの勝ち損失$3
例6 K♥A♣ 6♣2♠ K♠T♥8♣ 6♦3♣ Kのペア対6のペアでプレイヤー勝ち配当$3
例7 6♣2♦ J♦T♦ K♥J♥8♦ 6♠4♥ 6のペア対Jのペアでディーラーの勝ち損失$3
例8 4♠K♥ Q♥T♠ J♣J♠K♣ 6♣4♣ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例9 Q♥K♥ 6♠9♣ T♦9♥7♠ 3♠2♥ ハイカード対ペアでディーラーの勝ち損失$3
例10 9♠8♠ Q♣9♦ A♣Q♠6♠ 4♥2♦ ハイカード対ペアでディーラーの勝ち損失$3
例11 6♦K♥ Q♥2♥ 9♣9♦A♣ 7♠2♣ ペア対ツーペアでディーラーの勝ち損失$3
例12 6♠3♣ 2♣J♠ 2♦2♠T♥ Q♦6♣ ツーペア対スリーカードでディーラーの勝ち損失$3
例13 4♥K♥ A♥K♦ Q♣J♦T♣ 7♦6♠ ハイカード対ストレートでディーラーの勝ち損失$3
例14 7♠7♥ 2♣4♦ 9♣9♥K♥ Q♥6♦ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例15 2♥A♣ 6♦8♠ 9♦9♥K♠ T♠2♦ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例16 K♥7♠ 6♥J♦ K♣9♣8♥ 7♦5♠ ツーペア対ストレートでディーラーの勝ち損失$3
例17 2♦4♦ T♥J♠ 5♥5♦7♥ 4♠2♣ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例18 2♥5♠ J♦3♣ K♣Q♦J♠ 7♣5♥ 5のペア対Jのペアでディーラーの勝ち損失$3
例19 3♥8♥ Q♠J♥ A♦Q♣7♦ 4♠2♦ × プレイヤーの勝ち配当$1
例20 6♦A♠ 4♦A♣ 6♠6♣3♣ 3♠K♠ フルハウス対ツーペアでプレイヤーの勝ち配当$5
例21 6♦Q♠ A♠7♦ K♣K♦J♦ 7♠3♦ ペア対ツーペアでディーラーの勝ち損失$3
例22 T♦Q♦ T♥8♠ 3♣3♠A♠ J♠Q♦ × プレイヤーの勝ち配当$1
例23 8♣T♥ 9♣7♠ 5♦5♠Q♠ T♠4♣ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例24 4♦Q♦ 6♣5♠ A♣A♥8♦ 4♥3♥ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例25 T♦T♠ 4♣5♥ Q♥J♣9♦ 8♦4♦ ストレート対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例26 K♦J♦ 9♠8♦ A♥A♠Q♦ 5♦2♦ フラッシュ対ペアでプレイヤーの勝ち配当$4
例27 A♥5♠ 4♣3♠ K♦T♦8♥ 3♥2♦ × プレイヤーの勝ち配当$1
例28 T♦Q♣ J♠Q♥ 9♣9♥Q♠ 6♣3♣ ツーペア対ツーペアだけどT対Jのキッカー負け損失$3
例29 2♠Q♣ T♣2♦ 9♦9♠A♥ Q♦6♣ ツーペア対ペアでプレイヤーの勝ち配当$3
例30 8♦5♣ 4♠A♣ 7♦7♠6♠ 6♦T♣ ツーペア対ツーペアだけどT対Aのキッカー負け損失$3

 

考察と基本戦略の組み立て

サンプル数が少なくて申し訳ないのですが、全てのハンドでコールしても善戦できるのが分かります。結果も+$14でした。これは勿論運なのですが、ハンドがどんなに悪くてもひどいキッカー負けを起こすケースは意外に少ないです。ツーペアのような他の役が絡んだりコミュニティーカードでキッカーが賄えることもあるからです。またノークオリファイは3回ありましたが、そのうち一回はプレイヤーがノーペアでディラーが3のワンペアで、負けていたのに勝ちだったというケースもありました。このようなケースもありますので、典型的に負ける確率が高いケースを除いて全てでコールして十分だと思います。しかしこれはあくまでカジノゲームですので、長くやっていると必ず大数の法則が働いて控除率が運を越える時がいきます。

典型的に負ける確率が高いケースのハンド例
対象例 プレイヤーハンド フロップカード 説明
例5 2♥5♠ Q♥Q♠T♣ キッカーの弱いゴミハンドで、フロップに絡まなく、クオリファイを決定させるペアボードの時は、アウツはほぼ6枚(この場合は2と5)しかないのでフォールドする方がいい。
例7 6♣2♦ K♥J♥8♦ キッカーの弱いゴミハンドで、フロップに絡まなく、2枚共フロップのカードより弱い時は、クオリファイは決定していなくてもキッカー負けするケースが多いのでフォールドが無難。

そしてこれらの典型的に負ける確率が高いケースを除いて全てコールしていくのが、このゲームの基本戦略となります。尚フロップに絡み合うとは下記のドローをご参照下さい。

 

ドローハンド

ドローハンドとは、あと1枚で役が完成するよなハンドをいい、フラッシュやストレートで用いることが多いです。対人ポーカーではこのようなハンドではセミブラフというテクニックを使って、相手をフォールドさせるなり、コールしてきたとしてもそこそこの確率で役を完成させられることができますが、このゲームではブラフというテクニックは無いですので、ポットオッズという概念で捉えることになります。

フラッシュドロー

例1のようにプレイヤーのハンドが7♦4♦、フロップがA♦J♦6♥のような場合、後1枚♦が落ちればフラッシュが完成します。これをフラッシュドローといい、後2枚で♦が落ちる確率は35%です。ディーラーがクオリファイなら、アンティで$1ベットしてたとして、$2の投資で$7(アンティ分$1+コール分$2、アンティの勝ち分$2+コールの勝ち分$2)を競ることになります。ポットオッズと言う概念で見てみますと、この場合2/7≒28.6ですので28.6%の勝率があれば見合うことになります。35>28.6ですので十分に見合うことになり、このゲームではフラッシュドローの場合はコールするのが長期的に利益を生むことになります。尚例24のように、プレイヤーのハンドが4♦Q♦、フロップがA♣A♥8♦のような場合は、フラッシュ完成に後2枚共♦が落ちねばなりません。これをランナーランナーといいますが、確率は10/47×9/46≒0.042となり4.2%しかないので、フラッシュ狙いでコールするのは拙いです。

ストレートドロー

例25のようにプレイヤーのハンドがT♦T♠、フロップがQ♥J♣9♦のような場合、後2枚の内8かKが落ちればストレートになります。これをストレートドローと呼び、特にリャンメン待ちの状態(この場合は8かK)をオープンエンドストレートドローと言います。オープンエンドストレートドローですと、後2枚でストレートが完成する確率は31.45%です。ディーラーがクオリファイなら、アンティで$1ベットしてたとして、$2の投資で$6(アンティ分$1+コール分$2、アンティの勝ち分$1+コールの勝ち分$2)を競ることになります。この場合2/6=0.333ですので、31.45<33.3で僅かに見合わない計算になります。しかしアンティに$1ベットしてたとして、フォールドするために$1が無くなることを考えれば、やはりこのゲームではオープンエンドストレートドローの場合はコールが正しいのです。尚例9のように、プレイヤーのハンドがQ♥K♥、フロップがT♦9♥7♠の場合のような単騎待ちの状態(この場合はJ)をガットショットストレートドローと言いますが、これを引ける確率は16.5%しかありませんので、ストレート狙いでコールするのは拙いです。

ドローハンドのまとめ

このゲームでは、フラッシュドローとオープンエンドストレートドローでは、コールするのがはっきり正しいプレイで、ドローハンドのうちこれらの状態をフロップに絡み合っている状態といいます。

 

カジノホールデムをプレイできるオンラインカジノ

カジノホールデムはライブゲームとテーブルゲームでプレイできます。どこのカジノにも大体一つづつライブゲームとテーブルゲームで設置されているみたいです。どちらも1デッキ使用で、1ゲーム限りで交換です。テーブルゲームはサクサク進むのに対して、ライブゲームはディーラーがカードを配ったり、1ゲーム毎に交換しますので少し進行は遅いです。しかしライブの方がディーラーが人ですので、本物のカジノで勝負しているような雰囲気はあります。

 

カジノホールデムをライブゲームでプレイできるオンラインカジノ
配信会社 ゲーム名 賭け金(アンティ額) 対応カジノ
Evolution Gaming カジノホールデム $0.5~5000 ベラジョン、エンパイア、ラッキーニッキー、ワンダリーノ、ビットカジノ、888カジノ
Ezugi Casino Holdem $0.5~500 エンパイア、
Playtech Casino Hold’em $0.5~5000 ウィリアムヒルカジノクラブ

賭け金はカジノによって多少異なります。

 

カジノホールデムをテーブルゲームでプレイできるオンラインカジノ
配信会社 ゲーム名 賭け金(アンティ額) 対応カジノ
NetEnt Casino Hold ‘em $0.1~100 ベラジョン、ワンダリーノ、888カジノ
Play’n GO CASINO HOLD’EM $1~100 エンパイア、
Casino Hold ‘em $1~100、$50~500、$300~1500 ラッキーニッキー、
Playtech カジノホールデム $0.5~30、$2~100 ウィリアムヒルカジノクラブ